さて、今日は人間ドックが終わってから初めての主治医による診察である。
今日の先生は忙しいのか疲れているのか、なんだか患者に寄り添ってくれていない気がした。
僕が言い出すまで、半日ドックのことも腫瘍マーカーのこともスルーしそうだったし、皮膚科を受診した事さえあまり心配してくれなかった。
なにか先生に深い考えがあったのかもしれないが、残念ながらそれは僕に伝わらなかった。

〈半日ドックのこと〉
・ 肺のレントゲン写真はチラっと見ただけで、あまり関心がなさそうだった。(次回、胸のCTを撮るからなのか?)
・ 胃カメラの写真はさっと見てくれたがどこにポリープがあるか見つけられず、検査医の所見を見て「胃底腺ポリープ」について説明してくれた。(外科医って、胃カメラの読影って慣れていないものなのかな?)
・ 胃カメラは2年に一度くらいの検査で大丈夫。
・ 大腸の検査は便潜血が陽性の時に受けたらいい。
・ もちろん検査することを否定はしないが、再発なら腫瘍マーカーで毎月の治療の中でも見ている。

〈腫瘍マーカーの検査結果を受けて〉
・ 1CTPがわずかに高値だが、直ちに骨転移を疑うわけではない。
・ 次回来院時に採血してもう一度検査する。
・ そして次回は胸の単純CTも撮る
・・・とのことだった。

いよいよ再発発見のための検査が始まったなという感じだ。
再発の早期発見が治癒や延命につながるなら積極的に受けたいと思うが、そうではないなら症状が出てから検査しても遅くないのでは、と思っている。
とは言っても素人が先生に意見するのはなかなか言い辛いものだし、腋下リンパ節に高度の転移があったということを考えると、頻回に検査することも仕方がないのかもしれない。

でも、もし再発が判明したとしても、抗がん剤はしばらく勘弁してほしいな。
術後、この一年間で抗がん剤のいろんな副作用と闘ってきたが、許してくれるならしばらく休ませてほしい。
たとえわずかな期間でもいいので、副作用のことを考えなくてもいい元気な体を取り戻したいと、そう心から願っている。

<胃底腺ポリープについて〉(参考)
(「TKクリニック」さんのHPから抜粋)
健康でピロリ菌感染のない粘膜にできることが多い。
特に30代、40代の女性に多発性にできるポリープはこのポリープが多い。
このポリープからがんが発生することは極めて稀で、背景粘膜からがんが発生することもあまりない。
ポリープがない他の人に比べ、がんの発生率が高いとは言えず、経過観察する意味もあまりない。
しかし、バリウム検査を行っても、毎年引っかかるため、悩ましい。

(たいち談)乳がんといい、女性に多くできるポリープができたり、なんだか自分の性別を疑いそうになるわ(笑)