2016.06.22
ラストケモから468日が経過したが、久々に現在の体の状況を記録しておく。
(頭髪)
ラストケモから半年~1年後には脱ズラできるだろうと予想していたが、なかなか髪の毛が伸びてこなくて、全体の毛の量はケモを受ける前の3割程度しか復活していない。
髪質も細く柔らかいままで、少し力を入れるだけで痛みもなくするっと抜けてしまう。
お風呂の時、濡れた手で頭を少し強めに撫でるだけでも数本抜けるほどで、抜けた髪の毛にはやっぱり毛母がついていない。
なので全体的に髪の密度が薄いが、街を歩く分には「頭の薄いおじさん」くらいには復活しているので、ヅラは着けていない。
しかし、会社にはヅラであることをカミングアウトしていないので、まだこの薄い頭を晒す勇気はない。
なぜ他の人のように伸びてこないのか。
これまでも何度か記事にしたけれど、
○ 現在のホルモン療法の影響
○ 8クールのアブラキサンで毛根組織が破壊されてしまった
○ そもそも自然に禿げてしまった
のどれかかなと思っている。
2ヶ月に一度、ウィッグのメンテナンスでスヴェンソンを訪れるが、美容師さんは僕の頭皮を見て、
「(頭皮が)柔らかいのでまだこれから伸びてくるよ」
って慰めてくれる。
現に髪の成長が止まってしまったわけではなく、帰省した時の妻に言わせると見る度に髪の毛が伸びてきているとのことなので、僕としても期待をもって見守っているところだ。
(手足の痺れ)
アブラキサンの副作用でまだ完全に消失したわけではないが、これはずいぶんマシになった。
日常生活で不便を感じることはない。
(足親指の陥入爪)
一時よりましになったがそれでもまだ少し濃出が続いているので、絆創膏を貼る日々が続いている。
しかし痛みはないので、ロキソニンの常用は止めた。
歪んだ爪が伸びきってしまえば治ると思っていたが、新しく生えてきた爪も深く食い込んでいる様子なのでひょっとしたら一生付き合わないといけないのかもしれない。
(ホルモン療法)
特に副作用らしきものは感じないが、過去に2~3回程度、ホットフラッシュかなっていうものを経験したが、日常生活に問題は感じない。
(リンパ浮腫)
複合的理学療法を受診したが、包帯による圧迫療法はあれから煩わしくて実践できていない。
リンパ浮腫の左腕は少しずつ悪くなっていってるなという実感があるが、浮腫みがひどい時は教えてもらったリンパドレナージでなんとかしのいでる。
しかしいずれドレナージではしのぎきれなくなるのではという不安も感じている。
(気のせい)
1ヶ月ほど前に肺や胸腺のあたりに違和感を感じ、「ひょっとして転移したかな」って思うことがあった。
クリニックの先生に、腫瘍マーカーの検査と胸のCTを撮ってもらえないか相談しようと思っていたのだが、現在は症状が消えているのでそのままになっている。
多分、癌患者特有の「気のせい」なのだろう。
先生の話によると、次回の検査は8月ごろを予定しているらしい。
再発高リスク患者に半年に1回の検査でいいのかなって思わないこともないが、早期発見が今後の治療に影響するわけではなく、こう感じるのは単に自分自身が落ち着かないだけなんだと言うこともよく分かっている。
ラストケモから468日が経過したが、久々に現在の体の状況を記録しておく。
(頭髪)
ラストケモから半年~1年後には脱ズラできるだろうと予想していたが、なかなか髪の毛が伸びてこなくて、全体の毛の量はケモを受ける前の3割程度しか復活していない。
髪質も細く柔らかいままで、少し力を入れるだけで痛みもなくするっと抜けてしまう。
お風呂の時、濡れた手で頭を少し強めに撫でるだけでも数本抜けるほどで、抜けた髪の毛にはやっぱり毛母がついていない。
なので全体的に髪の密度が薄いが、街を歩く分には「頭の薄いおじさん」くらいには復活しているので、ヅラは着けていない。
しかし、会社にはヅラであることをカミングアウトしていないので、まだこの薄い頭を晒す勇気はない。
なぜ他の人のように伸びてこないのか。
これまでも何度か記事にしたけれど、
○ 現在のホルモン療法の影響
○ 8クールのアブラキサンで毛根組織が破壊されてしまった
○ そもそも自然に禿げてしまった
のどれかかなと思っている。
2ヶ月に一度、ウィッグのメンテナンスでスヴェンソンを訪れるが、美容師さんは僕の頭皮を見て、
「(頭皮が)柔らかいのでまだこれから伸びてくるよ」
って慰めてくれる。
現に髪の成長が止まってしまったわけではなく、帰省した時の妻に言わせると見る度に髪の毛が伸びてきているとのことなので、僕としても期待をもって見守っているところだ。
(手足の痺れ)
アブラキサンの副作用でまだ完全に消失したわけではないが、これはずいぶんマシになった。
日常生活で不便を感じることはない。
(足親指の陥入爪)
一時よりましになったがそれでもまだ少し濃出が続いているので、絆創膏を貼る日々が続いている。
しかし痛みはないので、ロキソニンの常用は止めた。
歪んだ爪が伸びきってしまえば治ると思っていたが、新しく生えてきた爪も深く食い込んでいる様子なのでひょっとしたら一生付き合わないといけないのかもしれない。
(ホルモン療法)
特に副作用らしきものは感じないが、過去に2~3回程度、ホットフラッシュかなっていうものを経験したが、日常生活に問題は感じない。
(リンパ浮腫)
複合的理学療法を受診したが、包帯による圧迫療法はあれから煩わしくて実践できていない。
リンパ浮腫の左腕は少しずつ悪くなっていってるなという実感があるが、浮腫みがひどい時は教えてもらったリンパドレナージでなんとかしのいでる。
しかしいずれドレナージではしのぎきれなくなるのではという不安も感じている。
(気のせい)
1ヶ月ほど前に肺や胸腺のあたりに違和感を感じ、「ひょっとして転移したかな」って思うことがあった。
クリニックの先生に、腫瘍マーカーの検査と胸のCTを撮ってもらえないか相談しようと思っていたのだが、現在は症状が消えているのでそのままになっている。
多分、癌患者特有の「気のせい」なのだろう。
先生の話によると、次回の検査は8月ごろを予定しているらしい。
再発高リスク患者に半年に1回の検査でいいのかなって思わないこともないが、早期発見が今後の治療に影響するわけではなく、こう感じるのは単に自分自身が落ち着かないだけなんだと言うこともよく分かっている。