手術前に胸のCT画像を撮ったが、それを見た主治医から、
「胸腺が腫れていますねぇ」
という指摘があった。
そういえば・・・この病気が分かる前から時々胸骨の内側が妙に痛むことがあり、それはどちらかと言えば不快感といってもいい程度のものだったが、それを紛らわすかのように左右の胸の間をトントンと叩いていた。
トントンしても何も変わらないのだが、この不快感の原因が胸腺という臓器であるらしいことを主治医のこの指摘で知った。
この時の主治医は、
「まあ、心配はないと思うんだけど、胸腺という器官は乳腺ではなくて呼吸器外科の担当になるんだよ。術後、落ち着いたら詳しく検査してみよう。」
ということだった。
そばで聞いていた妻が、
「もしそれが悪いものだとしたら、これから受けようとする術後の抗がん剤で治るものなんでしょうか?」
と聞いたところ、
「それとこれとはまた別の話(効かない)だね。」
と言われたことを明確に覚えている。
勉強熱心な僕のこと、すぐに胸腺腫について調べ始めたが、外科手術は「胸骨を縦に割って左右に開いて・・・・」という下りを見てたちまち読むのが嫌になってしまった。
「落ち着いたら検査しよう」と言ってた割には、手術が終わり、ECやアブラキサンの投与が始まっても、主治医から「胸腺」のお話は全くなかった。
僕も気になっていたものの、「もしホントに胸腺腫だったらどうしよう…」という恐怖感もあり、先生からお話しがないということは大したことないんだと自分を納得させ、今日まで放置してきたのだ。
術後1年検査で胸のCTを、そして先日の放射線治療では胸部X-Pを撮って読影してもらったが、特に胸腺が腫れているという指摘もなく、本来効かないはずの抗がん剤がよく効いて腫れが収まったものだと勝手に理解している。
(※ 実はそんな簡単なものではないことが後日判明する。)
しかしいつまでもモヤモヤするのも嫌なので、主治医も新しくなったことだし、一度勇気をだして聞いてみるかな。
「胸腺が腫れていますねぇ」
という指摘があった。
そういえば・・・この病気が分かる前から時々胸骨の内側が妙に痛むことがあり、それはどちらかと言えば不快感といってもいい程度のものだったが、それを紛らわすかのように左右の胸の間をトントンと叩いていた。
トントンしても何も変わらないのだが、この不快感の原因が胸腺という臓器であるらしいことを主治医のこの指摘で知った。
この時の主治医は、
「まあ、心配はないと思うんだけど、胸腺という器官は乳腺ではなくて呼吸器外科の担当になるんだよ。術後、落ち着いたら詳しく検査してみよう。」
ということだった。
そばで聞いていた妻が、
「もしそれが悪いものだとしたら、これから受けようとする術後の抗がん剤で治るものなんでしょうか?」
と聞いたところ、
「それとこれとはまた別の話(効かない)だね。」
と言われたことを明確に覚えている。
勉強熱心な僕のこと、すぐに胸腺腫について調べ始めたが、外科手術は「胸骨を縦に割って左右に開いて・・・・」という下りを見てたちまち読むのが嫌になってしまった。
「落ち着いたら検査しよう」と言ってた割には、手術が終わり、ECやアブラキサンの投与が始まっても、主治医から「胸腺」のお話は全くなかった。
僕も気になっていたものの、「もしホントに胸腺腫だったらどうしよう…」という恐怖感もあり、先生からお話しがないということは大したことないんだと自分を納得させ、今日まで放置してきたのだ。
術後1年検査で胸のCTを、そして先日の放射線治療では胸部X-Pを撮って読影してもらったが、特に胸腺が腫れているという指摘もなく、本来効かないはずの抗がん剤がよく効いて腫れが収まったものだと勝手に理解している。
(※ 実はそんな簡単なものではないことが後日判明する。)
しかしいつまでもモヤモヤするのも嫌なので、主治医も新しくなったことだし、一度勇気をだして聞いてみるかな。