SASの治療で耳鼻科に通っていることは前にも書いた。
以前の病院では、CPAPを保険診療にするための月1回の儀式的な診察だったのだが、新しい耳鼻科の先生は非常に熱心で、こちらが何にも言わないのに鼻や喉、耳の穴まで覗き、更には鼻のレントゲンから鼻水の培養検査までやる徹底ぶりだった。
月1回どころか週に1回は病院に行くことになり、時間もお金もかかるので閉口していたのだが、CPAPがある限り勝手に治療を中断するわけにも行かず、不承不承通っていた。
2016.2.23
さて、今日はその診察日だった。
診察室に入ると、先生から1枚の紙をすっと渡された。
なんだろうと思って見てみると、前回採取された鼻水の培養検査の結果だった。僕は検査を受けたことすらすっかり忘れていた。
先生の説明では、
「黄色ブドウ菌(MRSA)が見つかって、薬剤感受性試験の結果、ほとんどの抗生剤が効かないやっかいなタイプで今回から抗菌剤の薬を変えてみる」とのことだった。
病院を出た後、早速この黄色ブドウ菌とやらを調べてみる。
(以下、Wikipediaから引用)
○ ヒトの膿瘍等の様々な表皮感染症や食中毒、また肺炎、髄膜炎、敗血症等致死的となるような感染症の起因菌
○ 抗生物質の安易な処方が原因で、黄色ブドウ球菌は、特に多くの一般に利用される抗生物質に耐性(抵抗性)を持つ変種を生み出してきた。
○ メチシリン耐性菌はMRSAと呼ばれる。
○ 感染が起きると、伝染性膿痂疹(とびひ、インペティーゴ)、癤(せつ、フルンケル)、癰(よう、カルブンケル)、蜂巣炎など、表皮限局性の化膿性疾患の原因になる。
○ ときに血流に入って、菌血症や敗血症、急性心内膜炎、肺炎などを引き起こすことがある。
とのことだった。
まったくもう・・・。
EC療法の時に易感染で発熱してからというもの、人混みの中では必ず除菌したマスクを着用し、外出から帰ればうがいをし、念入りに手洗いをして手ピカジェルまで擦り込んできたのになんでまたこんなことになったのだろう。
ケモによって一時は鼻毛が全くなくなり、現在もまだ毛は薄いままで鼻腔内が乾燥し、時々炎症を起こしていたことは自覚をしていたが、いつ感染したのか黄色ブドウ菌とやらが繁殖していたとは少しショックである。
帰りの調剤薬局では、処方された薬を山のようにもらってきた。
これで保菌者ということが確定したわけだが、免疫力が弱くなって菌の力が強くなればいろんな症状を引き起こすこともあるらしい。
今までは感染予防としてマスクをしてきたが、これからは人に移さないようにも気をつけなきゃいけない。
次回、クリニックの主治医にも念のために伝えておこうかな。
こういう時にカルテの共有ができる総合病院はありがたいなって、ふと思ってしまった。
以前の病院では、CPAPを保険診療にするための月1回の儀式的な診察だったのだが、新しい耳鼻科の先生は非常に熱心で、こちらが何にも言わないのに鼻や喉、耳の穴まで覗き、更には鼻のレントゲンから鼻水の培養検査までやる徹底ぶりだった。
月1回どころか週に1回は病院に行くことになり、時間もお金もかかるので閉口していたのだが、CPAPがある限り勝手に治療を中断するわけにも行かず、不承不承通っていた。
2016.2.23
さて、今日はその診察日だった。
診察室に入ると、先生から1枚の紙をすっと渡された。
なんだろうと思って見てみると、前回採取された鼻水の培養検査の結果だった。僕は検査を受けたことすらすっかり忘れていた。
先生の説明では、
「黄色ブドウ菌(MRSA)が見つかって、薬剤感受性試験の結果、ほとんどの抗生剤が効かないやっかいなタイプで今回から抗菌剤の薬を変えてみる」とのことだった。
病院を出た後、早速この黄色ブドウ菌とやらを調べてみる。
(以下、Wikipediaから引用)
○ ヒトの膿瘍等の様々な表皮感染症や食中毒、また肺炎、髄膜炎、敗血症等致死的となるような感染症の起因菌
○ 抗生物質の安易な処方が原因で、黄色ブドウ球菌は、特に多くの一般に利用される抗生物質に耐性(抵抗性)を持つ変種を生み出してきた。
○ メチシリン耐性菌はMRSAと呼ばれる。
○ 感染が起きると、伝染性膿痂疹(とびひ、インペティーゴ)、癤(せつ、フルンケル)、癰(よう、カルブンケル)、蜂巣炎など、表皮限局性の化膿性疾患の原因になる。
○ ときに血流に入って、菌血症や敗血症、急性心内膜炎、肺炎などを引き起こすことがある。
とのことだった。
まったくもう・・・。
EC療法の時に易感染で発熱してからというもの、人混みの中では必ず除菌したマスクを着用し、外出から帰ればうがいをし、念入りに手洗いをして手ピカジェルまで擦り込んできたのになんでまたこんなことになったのだろう。
ケモによって一時は鼻毛が全くなくなり、現在もまだ毛は薄いままで鼻腔内が乾燥し、時々炎症を起こしていたことは自覚をしていたが、いつ感染したのか黄色ブドウ菌とやらが繁殖していたとは少しショックである。
帰りの調剤薬局では、処方された薬を山のようにもらってきた。
これで保菌者ということが確定したわけだが、免疫力が弱くなって菌の力が強くなればいろんな症状を引き起こすこともあるらしい。
今までは感染予防としてマスクをしてきたが、これからは人に移さないようにも気をつけなきゃいけない。
次回、クリニックの主治医にも念のために伝えておこうかな。
こういう時にカルテの共有ができる総合病院はありがたいなって、ふと思ってしまった。