IT心食(3)台頭したネットコミニュケーションツール | アメブロ×デザイン×マーケティング

IT心食(3)台頭したネットコミニュケーションツール

IT心食(2)台頭したネットコミニュケーションツールの続き。

前回は様々なネット上のツールで人々のコミュニケーション手法が変わってきたと言う話を書いた。
今回はそのコミュニケーション手法の変化にによりどのようなライフスタイルの変化が表れているのかを書いていこう。

ネットコミュニケーションによる変化

昔は人に何かを伝えるときは会話であった。その昔から飛脚に書簡を持たせ手紙を運ぶという手法もあったが、ほとんどが口頭でモノを伝えるという手段であった。人々は密につながり、今で言うリア友は多かったことだろう。少なくともモノを頼むときは必ず人に顔をあわせて話をするというスタイルだったからだ。

このスタイルは電話と言う手段ができるまではずっと変わらずに来た。電話が発明され、人々は遠く離れた人に会わずしてモノを伝えるという手段を得た。これは画期的であり、世の中を便利にした。しかし、電話をするのは無料ではなく、お金がかかる。また相手が電話口にいなければ、直接話すことは出来なかった。

電話の時代が来ても、やはり人は顔をあわせてコミュニケーションをとり続けた。固定電話同士の時代は公衆電話を探すのも一苦労だった。

携帯の時代

やがてポケベルが現れ、PHS、そして携帯電話が登場した。
この飛び道具は瞬く間に人々に浸透し、一人一台の携帯を持つまでにそう時間はかからなかった。携帯により、人々は何時でもどこでも話したい相手と顔を合わせずにつながることができるようになった。これはとても画期的で20世紀最後の画期的なコミュニケーション手段の流行となった。しかし、この時点ではまだ通話にお金もかかるし、相手と話はできるが遊ぶことは出来なかった。相手と遊ぶためにはやはり顔を負わせる必要があった。

ネットコミュニケーションの時代

携帯が普及してまもなくネットも同時進行で普及した。そこで前章で説明したITによるコミュニケーションの数々の手法が生み出されたのだ。「メール」「チャット」「メッセンジャー」「SNS」「オンラインゲーム」これらのサービスは多様化し、相手と会わずとも楽しむことができるようになった。オンラインゲームは典型的だ。もう人とあわなくても、十分に遊び楽しむことができるようになってしまったのである。これはまさに画期的でとても優れたことであった。


皆さんは、このコミュニケーションの変化でどのようにライフスタイルが変わったか想像することはたやすいだろう。極端に言うと、もう人とあわなくても良くなってしまったのだ。そう、この便利なコミュニケーション手段が人々を侵食し始めたのだ。



次章に続く。