どうせなら | さようなら、大好き

さようなら、大好き

大切な人を過労自死で亡くした死別シングルです

子供たちに背中を押され
少しづつ前へ進む日常を綴っています。

一人での食事中等ふとした時に

「どうして彼はなくなったのだろう」と考える事がある

 

亡き夫は誠実、真面目、温厚

私に声を荒げたことなど一度もなく優しい人

「自分さえ我慢して丸く収まるのであれば」と言う考え方で

争いごとは避けるタイプ

 

だからこそ、パワハラ上司にも狙われたのだろう

他にもそのクラッシャー上司に被害にあった人は居たようだが

亡夫が一番ひどかったように思える

 

「どうして亡くなったのが、私ではなく彼だったのか」と考える時

私の方が先に亡くなる方が

妥当なのではないかなと思う事がある

「妥当」と言う言い方はおかしいかも知れない

 

彼と私

 

彼の方がよっぽど心が真っ白できれいで

真面目に生きてきた

 

私の様なちゃらんぽらんでテキトーに生きてきた人間が

生き残ってるのは何かおかしい

 

やはり善人が早世だと言うのは本当なのだろうか

(長生きしてる方、ごめんなさい)

だとしたら私にはなかなかお迎えは来ないなあ・・・。

 

仕方がない

どうせお迎えが来ないなら

前を向いて歩いていくか。