お手洗いに入る
個室に入る
壁が反転する
ここは、忍者屋敷か?
昔見た「忍者赤影」のワンシーンのようだ。
壁が反転したトイレは、エレベーターとなり、頬の辺りの弛みが慣性の法則に従って目尻のシワを押し上げることから、
急降下して行くのが分かる。
どうやら、最下層に到着したようで、トイレのようなエレベーター?
エレベーターのようなトイレから降りるとコンクリートの打ちっぱなしのだだっ広い空間だった。
遥か彼方の天井近くに、段差がいびつな階段が、コンクリートの壁から5本飛び出している。
手すりはついてないし、そこまでたどりつく術もない。
と思っていたら、その階段状の下に鉄板を吊り下げる工事中だった。
俺は、その様子を下から見上げている。
何処からか工事の監督者らしき声が、コンクリートにこだましている。
何やら、遊園地のアトラクションのようで、鉄板を空飛ぶ絨毯に仕立て上げようとしていた。
心の中で俺は、そんなものが空を飛ぶかよと悪態をついた。
ふと、自分が立っているフロアーに意識を戻すと、俺が乗ってきたエレベーターもどきのトイレとオレの間には、ひび割れて、用を成さなくなったコンクリートの水槽が置かれていた。
そこに、先ほどの工事の監督者が現れ、バスタブを新しくしなければいけないが、何か良い案はないか?
と俺に相談して来た。
そこで、このひび割れてボロボロコンクリートが、バスタブだと気付いた。
リフォームの知識など無いに等しい俺が、監督者に言ったことは、
ネコ脚のバスタブなんかどうです?
次に目に入ってきたのは、そのバスタブから先ほどの階段を見上げる空間に至る間の配管だった。
単なる浴室に、なんで?と頭をひねくり回しても解決しない無数の配管が足下のフロアーを這っていた。
以上、最近見た夢の一部始終?何か尻切れトンボな終わり方でした。