テレパシー少女蘭 [5] (蘭が呼ぶ風~闇からのささやき~) | なになに関連記 ~なに、から、波ダッシュ

テレパシー少女蘭 [5] (蘭が呼ぶ風~闇からのささやき~)

4話から視聴を開始した、「テレパシー少女蘭」。少し遅れましたが、5話のレビュー?(・・・ときどき、あらすじを書いている感じがしてなりませんが)をスタートしたいと思います。





前回、ゴールデンウィークの休日に蘭たちが訪れた疾風村。そこには、エマヒクサと呼ばれる花が咲いました。蘭の父親の友人である滝沢は村の村長で、エマヒクサで村おこしをしようと考えていました。ところが、蘭たちが疾風村へ訪れると、突然、甘い香りや誰かが呼びかける声、誰かに操られた村人が蘭たちに襲い掛かるなど奇妙な事件が起きたのです。さらに、翠は村へ訪れたことで体調が優れていませんでした。翠を残し、蘭たちは滝沢の案内でエマヒクサが咲く場所へ向かいました。滝沢には過去に身に起きた事件を隠していたのです。


その頃、滝沢の家に残った翠は、慌てた様子で滝沢の家に訪れた滝沢の友人である中井が村の奇妙な事件のことを知っていると後を追いかけました。しかし、中井の乗る車が何者かに操られて暴走してしまったのでした。


そして、話はいよいよ本題へ。蘭は誰かが呼びかけられていました。そんな中、蘭の父は突然エマヒクサを漬物にしようと想像を膨らませていました。さすが、漬物の会社勤続20年の蘭の父が語る漬物の話は尽きません。そんな、蘭の父を見て蘭たちは笑い出し始めました。すると、これまで花を開くことがなかったエマヒクサの花が咲き出し始めたのです。「人笑うとき、エマヒクサ咲け」という言葉がエマヒクサの伝説にあると留衣は言いました。エマヒクサが笑うことで花が咲くことを知った蘭は、花を咲かせようと川に入りました。しかし、蘭は草で見えない崖から足をはずしてしまい、危うく転落しかけそうになってしまいました。


突然の出来事を見た滝沢は、以前にも同じ場所で誰かが転落したことを思い出してしまいました。しかし、頭の中が真っ白になってしまい、はっきりと思い出すことはできませんでした。するとちょうど、滝沢へ百合恵から電話がかかり、中井が事故にあい、入院したと連絡を受けました。


蘭たちは滝沢の家へと帰ると、翠は滝沢へ崖から落ちた人が誰であるのか質問しました。しかし、思い出すことを苦しむ滝沢を見て、留衣は翠がこれ以上質問させないように止めに入りました。翠は彼女自身や蘭のように力があるものを悪事に利用しようとしている者を止めるには調べなければならないと言い意見が別れてしまいました。


翠は村で奇妙な事件が起きていることや中井が襲われたことを疑問と考えていました。その夜、中井の様態が安定した連絡が入りました。すると、翠は中井の身が危険であると感じ、蘭たちを連れて病院へと急ぎました。病院では何者かが中井を殺害しようとしており、間一髪のところで蘭たちが駆けつけたことにより、事件を防ぐことができました。そして、翠は中井が見つけたという証拠のカルテを見つけました。。カルテには2か月前の日付で百合恵さんが全身打撲で死亡したということが書かれてたのです。翠は中井の証拠のカルテや百合恵になつくはずのサナエが威嚇していたことが、百合恵が偽者であることを確信しました。そして、翠たちは百合恵を暴くために滝沢の家へと急ぎました。


滝沢の家では滝沢に別れを告げる誰かの姿がありました。その人物は滝沢の家へと駆けつけた翠によって正体が暴かれました。百合恵の姿をしていたのは何と蘭たちの先生である大原先生だったのです。4話から視聴を始めたため、先生がどのような人物であるかは不明ですが、翠が言うには今では先生ではないそうです。位置的には敵でしょうか?


そんな、大原先生は疾風村に訪れて滝沢夫妻と出会い、植物や動物の声が聞こえるという百合恵と仲良くなりました。しかし、蘭たちが訪れたじエマヒクサの咲く場所で事故は起きてしまいました。エマヒクサを利用して何かを企もうとした大原先生は百合恵と意見が食い違ってしまい、大原先生の腕を掴み、振り払われた百合恵は崖から転落してしまったのです。そして、それ以後滝沢は百合恵の死を受け入れることができず、記憶を見ないようにしていたのでした。


百合恵の事故が明らかになったとき、蘭はエマヒクサが呼ぶ声を聞き、連れられるようにエマヒクサの咲く場所へと向かいました。大原先生も蘭たちの後を追いました。そして、大原先生はエマヒクサを見て、全てを思いのままに操る力を悪事に利用しようと言い出しました。また、翠はエマヒクサに恐怖を感じていました。すると突然、エマヒクサが翠へと襲い掛かり、翠を縛って川へ投げ込んでしまいました。この光景は翠が疾風村の本を手にしたときに見たものと同じものでした。


急いで翠を助け出した蘭と留衣でしたが、なんと翠は息をしていませんでした。川の水位は低いにも関わらず、とんでもないことになってしまいました。必死に人工呼吸を試みる蘭ですが、翠は息を吹き返しません。まさか、5話目でこんな展開は・・・と、思っていると、突然、蘭が光だし、エマヒクサが風を起こすと、翠が息を吹き返して目を覚ましたのです。そして、欄は翠を強く抱きしめるのでした。


翠が息を吹き返すとエマヒクサは枯れてしまいました。エマヒクサが誰かに利用されたくないということや過去の記憶を蘭に伝えていました。エマヒクサは時を越えるために、風を起こさせ枯れたのです。ただ、翠をここまで危険な目に遭わしてしまうというところが・・・(汗)。


エマヒクサも枯れて事件は解決したかと思いきや、大原先生を忘れてはいけません。翠は大原先生から水鉄砲を受けてカンカンです。大原先生はエマヒクサを利用するために疾風村に訪れたと言いましたが、翠に大原先生が本当は滝沢や百合恵に出会ったことで、同じ力を持つ百合恵のように生きてみたかったことを言われると、大原先生は涙を流し、本当は百合恵のように生きてみたかったのかもしれません。そして、大原先生は疾風村を去って行きました。


奇妙な事件も解決し、滝沢は百合恵の死を受け入れました。そして、蘭たちは蘭の父が作ったという漬物弁当?を持って楽しむのでした。





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