人物デッサンを描いてデッサン展に展示するという機会があった。

デッサンの作品?

元々好きではないデッサンだから、

何か面白いことを…と考える。

正統派ではないからね。

イメージしたのは、畏れ多くも何年か前に東京で見た二人の巨匠のデッサン。


赤チョーク(赤い岩の様な地層らしい)で描いた歴史に残る素晴らしいデッサン。

 60cmに顔を寄せて観察したら注意されたけど、小さなデッサンですがマジで凄いオーラ。

 そのイメージが残っていて、いつかそれっぽい絵を描こうと、木炭紙に加工しておいたのが一枚とってあった。

 タマネギの外皮を煮詰めた真っ赤な液を木炭紙にわざと雑に塗ると、古紙っぽい感じの自然の風合いになる。タマネギの皮のカスなんかもこびりついてイイ感じだ。紙はネ。

モデルは、オペラ歌手のYさん。


さて、どう描こうか。

 デッサンとは言え、差し上げる前提で描かなくちゃ。デッサン展の後に渡せるとのこと。


 Yさんが、サービスで一曲歌ってくれるのを近くで見惚れながら、三方向から同じポーズをデッサンしてみたらと閃いた。


 紙を横に使ってまず正面から、次に左、右と鉛筆で薄くデッサンして終えた。




 巨匠には及ばないのは最初からわかっているが、イメージすらない(T . T)


帰宅して見ると、面白くも変化球でもない。


 あとは描くことを楽しむしかないな。


左右のデッサンをほとんど消しゴムで消して。

茶コンテペンシルで単純な線画、それも

彼女が高らかに歌ってる姿を想像して描いた。


歌はCon te partirò

楽しめた。


(木炭紙に玉葱皮煮出し染料で着色 コンテ)


展示会に出したあと、差し上げました。