頼まれてもないのに絵を差し上げるのは、あつかましいことで、受け取ってもらえるだけありがたいと思います。

 お礼を言ってもらい、ましてや感謝されるなど過ぎたることです。
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と、そこまで遜ってもないし、もっと軽いけど、気持ちは正直そんな感じ。

この「あつかましい」という言葉の記憶。

その昔、ワタシが中学生の時、やたらとワタシに本を薦めてくる教師がいました。
読後に返却すると文学青年丸出しの彼は

「人に本を勧めるということは、その本の中身、言わば思想を押し売りする極めて【あつかましい行為】であり、見返りなくタダで差し上げるくらいは当然です」という様なことをのたまったのです。

「う〜む、めんどくさー。わかんないけど貰っておこう」


その後、読書感想などを聞かれることもなく何冊も本を頂きました。ありがたいことです。

そして「あつかましい」という言葉が妙に記憶にあります。

そのことからすれば、絵なんて(意識、無意識にかかわらず)自分の考えの具象そのものだし、「コレがワタシから見たアナタです」と絵を差し上げるということは、極めて、恐ろしくあつかましい❗️
というへ理屈です。

 (と書いてみると恥ずかしくなるな)


 まぁ描いてることそのものがワタシは楽しいのでね。ヘタクソな絵でも貰ってもらえれば本人の手元にあるのが一番だと思うのです。


 あつかましいと感じつつやるのだから、我ながらかなりあつかましいなwひらきなおっていこう。

 


(A3判 コンビニパステル)

もう10年くらい前、勤務先にタイプの女性がいてwあつかましくも描かせてもらい何枚か差し上げた💦赤面

ここが、差し上げる絵のスタート地点かも