漢民族の伝統衣装を着た中国女性を描きました。
いわゆるチャイナドレスは、清朝(女真族)の民族服をベースにデザインされた服なので漢民族の服ではないそうです。
彼女を見た時、漠然と「素朴と静謐」を感じました。
漢服は絹ですから高価な品だと思うのですがあえて素朴に、紅茶で染めた木炭紙判に茶色のコンテペンシルで単色で。牡丹の刺繍だけを白コンテで彩色。背景をシンプルに水彩で描きました。
本人を目の前にして描くとその時の自分の気持ちかあらわれて面白いですね。
いつものテキトーなワタシ、らしくない丁寧で真面目な絵なのは彼女の雰囲気のせいでしょうw
(紅茶染め木炭紙判 コンテ 水彩)