過日の受講生の情報によるが
小池一夫氏は講義を短めに切り上げ
他社の編集者を呼び添削を行っていると云う。
これは大いに良い事だと思う。
イノベーションと云っても何か特別な事では無い。
小池書院と云う小さな殻の中に閉じ篭らず
このように交流を生む事も
立派な企業努力であり
受講生の面倒を見る行為である。
また受講生からは作品を提出した所
必要経費が下りたと云う報告も聞いている。
告訴問題は依然残っているものの
このような改善が見られるのは
俺としても喜ばしい限りだ。
もし弟子の契約を交わして
作品を送っていない被害者がいる場合
一度作品を送ってみてはどうだろうか。
勿論、自分で納得のいかない作品を
無闇に送りつけるのは理に適わない。
苦心努力した上で良い作品を提出すれば
和解の道が開ける可能性が出てくる。
何もしないで騙し取られたと泣き言だけを云うのは
流石に虫が良過ぎる。
但し本来このような契約は投資系詐欺に該当する。
誤解の無いようにこの点だけは留意したい。
ともあれ感情論的な批判をするつもりはこちらも無い。
今後とも被害者と小池一夫氏が
良い着地点に辿り着く事を期待したい。