二年前に書いた文章です。

「大発見の発見」

僕のした大発見を報告したくて、お兄ちゃんの帰りをずっと待ってた。
お兄ちゃんが帰ってくるとすぐに僕は報告した。
「たかし君の家の裏から学校の裏山に登れるんだけど、裏山の頂上にはすごくきれいな湖があるんだよ!今度お兄ちゃん連れてくよ!」

お兄ちゃんはすごく冷たくこう言った。
「裏山の頂上の湖なんて誰でも知ってるぞ。てかお前バカだなー、たかしの家の裏から登るのは遠回りだから、そこから誰も登らないんだよ。もっと整備された近い道をみんな登ってるんだぞ。」

僕はがっかりをとおりこして少し泣きそうになりながら部屋に戻ろうとした。
その僕を呼び止めて、少し興奮しながらお兄ちゃんは言った。
「ところでお前のもってるそのきれいな石、どこから拾ってきたんだ?」
僕は不思議だった。だってこの石は、たかし君の家から裏山に登る道にたくさん落ちてる、普通の石だったから。