こんばんは。

タイトルと、某漫画とは関連性はゼロです!

いやリベンジ成人式というのをキンコン西野さんが企画されて、先日無事に大成功したニュースを見て、率直に、いいなーと思った。羨ましすぎた笑
同時に自分の成人式の頃を思い出したりした。
あの時は、たぶん親のような人生を普通に送ることはけっこう簡単で、流れるプールにプカプカ浮いている自分を漠然と想像していました。
そりゃ溺れそうになる時もあるでしょうけど、ゆっても浮き輪とか与えられててまぁ何とかなって、だいたい大勢と同じ方向に進んでいってゴーール、みたいな。

気づいた。
思ったより流れがない笑
たぶん流れをつくるのに22〜25年かけた人もいて、そういう人は流れのつくりかたも乗り方もわかってたりする。
なんか国立大学いったら勝手にそんな感じのが身についてんのかなーとか思ってたら意外と違かった。

びっくりだ。気づかないでいた自分にびっくりだ笑気づいている奴の多さにびっくりだ。

まぁ悲観的になってもしょうがないので、毎日少しずつでも勉強しながらお金も稼ごう。

ショートショート書きました。




「お洒落」

この前久しぶりに合コンに参加した。
私はあまりそういう場に行ったことがなくって、どんな雰囲気なのかなーとか思いながら行ってみた。

相手の男性は三人、こちらも女性が三人。
相手の男性は、1人が服飾系の専門大に通っている人、1人がもう就職して今はバリバリの広告の営業マン、1人は四年生大学に通うちょっと地味な人。

会の最中に、私の隣の女の子が気づいた。「そのジャケットって裏地も何か柄がついてるんですね。」

服飾系の男性が応えた。
「一応そういう専門に通ってるし、裏地にも気を使ってるんだよね。」
裏地はきれいな花柄の装飾がされていた。
「へー、可愛いー、お洒落ー!」
私の友人が言った。確かに可愛い柄だった。

会も進んで、少し酔ったのか、私の友人がちょっと地味な男性の飲んでいたビールをこぼしてしまった。
男性は言った。
「大丈夫ですよ、ちょうど、違うの頼みたいと思ってたところだったから。店員さん、ハイボール一つお願いします。」

私がトイレに行くと、先にトイレに立っていた広告マンと大学生さんがトイレの前で会話していた。

「お前が一次会でビール以外頼むのなんて珍しいなー。あんなビール党なのに。」

「まぁたまにはと思って。」

会は盛り上がったけど一次会だけで解散になった。

私は今でも大学生さんとだけ連絡を取り合っている。
あの日、表が地味な大学生さんの裏地のお洒落を見てしまったから。