こんばんは。
ブログ1日目にありがちな二発投稿するパターンをやってみようと思います。
というのも、ブログを非匿名でやりますって書いた前の文章を読んでありがたいことに、レターポットでレターを贈ってくださった方がいたので、それでめっちゃテンションが上がりまして、調子こいて投稿することにしました。
とはいえ、すごく昔に書いた文章で、4年くらい前のものです。
自戒というか、これは逃げ癖のある自分を卑しめつつ戒めるために書いたもので、なんか気に入ってます。
こんなショートショート(ショートショートショートかも)をたまーに投稿しようと思っています。
「落涙禁止令(らくるいきんしれい)」
ある国の国策で、男が涙を流すことを禁止する、「落涙禁止令」が実施されることになりました。
強い男性の育成を推進するためにできた法律で、涙を流した男性は最大で極刑にまでなるものでした。
最初に落涙禁止令で処罰されたのは、あるサッカー選手でした。日本一を決める決勝戦の舞台で、惜しくも負けたチームのキャプテンで、多くの国民の前で泣いてしまった結果、極刑に処されました。
次に処罰されたのは、司法試験に落ちた学生でした。この学生は、3度目の挑戦で、今年こそはと意気込んでいたにも関わらず落選し、涙を流しました。
次に処罰されたのは、ただの男性でした。しかし、大きな片思いをしていました。相手の女性を思い眠れないほどの片思いをしていました。それが実らず、涙を流してしまいました。
しばらく経つと、「落涙禁止令」で処罰される男性はほとんどいなくなりました。
その頃から、目に見えて、国の力が弱まってきたのです。
その頃、週刊誌を賑わせている見出しを見ると、「<涙禁令>と<本気>になることをやめた男子」でした。