今日は後期試験の勉強のため近所のドトールhttp://www.doutor.co.jp/top.htm 行きました。
いっつもアイスティー一杯で4時間も5時間も滞在して迷惑かけてるわけです。
それでも嫌な顔1つせず見守っていてくれる(?)店員さんにはいつも感謝してます。
例のごとくストライプジャケットをまといいざドトールへ、チャリで町田街道を軽快にとばしていくぜ。
店へ入ると・・・お、今日は新しい店員さんが・・・ふむ、見た感じ40前後の油ぎった、いや風格のある男だ。
先に席を確保して列の最後尾へ・・・どら、今後ともお世話になるかもしれぬ新米の働きぶりを見てやろうじゃねーか。
ジャー・・・お、あれはカプチーノを入れてるんだな、やるな。
ジャー・・・ジャー・・・ジャー・・・(ずっと機械の前で悪戦苦闘、そのうちパートのお姉様がいいから貸しなさいとばかりにタッチ交代、ちょっと挙動不審になる油ぎった男)
ん?こいつはもしかしてものすごく鈍くさい、いや不器用な方なのかもな。
手が空いた油男はキョロキョロ周りを見回した後「お次のお客様こちらへどうぞ」、ふむ、声だけは風格たっぷりだな。
俺は油男にレジを打ってもらうことになった。
幾度も使いまわされ鍛え抜かれた8文字呪文、こいつは俺とドトール店員の間では絶対的に意思が通じるということを約束された魔法の言葉。
「アイスティーのS」素早く的確に唱えた。
「かしこまりました、180円になります」
バカ、210円だよ。
油男は例のごとくふらふら、ときどきマイケル・ジャクソンもびっくりのカクッとした動きを織り交ぜながら挙動不審に仕事をこなす。
油男「お待たせしま・・・」
俺「(遮るように)アイスティーです。」
油男の手には180円の黒い飲み物、アイスコーヒーが・・・そうか、魔法が通じないんだな、悪かった、新米への配慮が足りなかった。
目の前でアイスティーを作り直す、多少フラフラしていたがまぁしょうがない。
「お待たせしました。」
さて、どういう言葉でエグり殺してやろうか、一瞬で10の言葉が浮かんだ。
手に持つグラスの7割近くは氷で埋まっていた。
長年のドトール歴でなんとなく氷の量は把握していた、多くてもグラスの4割程度だ。
この油男のあまりにも無防備な社会的立場、まるでサバンナにいきなり産み落とされたシマウマのようだ。
いける。受験のストレスをここでぶつけてこいつの精神を犠牲に相殺できる。
もし俺が獣、ライオンのような人間だったら間違いなくこの仔シマウマを食って空腹というフラストレーションを満たしていたに違いない。
が、俺はこの究極の二択の問題でライオンとは違う方、つまり人間が本来選ぶべき選択肢、理性を伴った選択肢を選んだ。
油男「ありがとうございました。」
氷だらけのアイスティーを傾けながら(本当はストローだけど)俺はある思想にふけった。
最近の日本人ってどうなのよ、客だからって店の中であまりにもずうずうしいんじゃないのかな?
大手牛丼屋でドカドカ紅しょうがを乗せる客、うまいよ、紅しょうがだらけの牛丼はクソうめぇよ。
でもそういうのって本来の日本の姿であるのか・・・あの量の紅しょうがをコンビニで買ったら100円じゃ買えませんよ、ええ。
吉野家の常連さんよ、本当に粋な客ってのは少しは店のために気配りをするような客のことを言うんじゃないのかね?
こういう末端の気配りの足りなさが今の日本全体を殺伐とした雰囲気にしているような気さえするのは自分だけなのだろうか?
不器用な油男に学んだ平凡な日のam10:00であった。