パークスHWYをフェアバンクスに向けてひた走る。
道の両側ではファイアーウィードが
燃えるように咲き誇っている。
生命力を内側に秘めたすごく綺麗な花。
アラスカの短い夏の太陽に照らされて
さらさらと風に揺れる。
タルキートナを出発してバイヤーズレイク(Byers Lake)の
50kmぐらい手前で、真正面にデナリ山が見え始めた。
はるか200kmも先にあるはずなのに
道の真正面に頂上がぽっかりと浮かぶ。
青空に溶け込むような白い山肌。
アラスカの強い陽射しを浴びてキラキラと輝く。
全身に鳥肌が立つ。
美しすぎる。。。
こんな最高の景色があっていいのだろうか?
たぶん、いいんだろうなぁ。。。
道行く車の多くが路肩に止まって、
おおはしゃぎしながら写真を撮っている。
僕も路肩に自転車を転がして写真を撮る。
写真を撮り終わると僕は
刺すような強い日差しの中、
美しすぎるデナリを眺めながら
ファイアーウィードが咲き誇る道を
なるべくのんびりと、ゆっくりと走った。
車だとこうはいくまい。ふっふっふ。
チャリダー冥利に尽きる一日だった。
* * *
後からわかったことだけど、
7月はデナリに雲が掛かる日が多いらしく、
パークスハイウェイからデナリを拝めることは、
かなりラッキーなことらしい。
いやいや、ホントにあの景色の中を
自転車で走ることができてホントに良かった。
ラッキー、ラッキー。



