生まれる。 | Shogo Kusakari blog

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日々の生活を包み隠さず、ベラベラと話しています☆


今、田中美佐子さん、堀北真希さんの出演している「生まれる。」というドラマが再放送でやっています!!



ご存じの方も多いかと思いますが、高年齢出産がテーマで、父親は亡くなっていて、4人の兄弟がいるのだけど、母親が51歳で生むことを家族はみんな反対。

次男だけが母親の出産を賛成するも、そのせいで次女(17)は学校でいじめられ、長男は母親の実の子供ではないという事実を突きつけられ、長女は母親の体へのリスクを考えて反対。


家族はバラバラに。長女は出版社で勤務していて、高年齢出産や中絶、不妊治療。出産にまつわるあらゆる事例について調べ本を作成するのだが、その取材や産婦人科の先生の話をたくさん聞いて、徐々に母親を応援することに。


人が生まれる奇跡。そこに生まれる家族の絆。


毎回、感動して涙が止まりません。



命が生まれること。でも、生まれる前になくなってしまう命もある。「生と死」っていうのは大人になってから考える「自分のこと」かとばかりと思っていたよ。


でも、生まれるまでには母子の体だけではなく、家族や周りの人たちの協力がなければ、また生むことは難しい。


印象的なシーンは、「羊水検査は、やっぱり命の選別だと思うんです。親は羊水検査で子供を選別できるけど、子供は親を選べない。そんなのはおかしいです。」


羊水検査というのは、染色体異常を調べる検査。年齢が上がるにつれて、ダウン症などの染色体異常が起こる可能性が高くなる。もし、陽性反応が出れば、今の生活環境や、育てる大変さから中絶をしてしまう親が多いそうです。


でも、こんなお話もしています。

「受精したときの記憶があるという子供もいる。記憶をもった子供たちはみんないうんだ。"ママのところを選んできた。"お母さんを喜ばせたくて、作り話をしてる子もいるだろう。けど、その言葉は嘘じゃない。大人はみんな勘違いしてるんだよ。自分で子供を作って、ここに宿したって。だけどね、選ばれたのは親の方なんだと、私は思うんだ。」


こどもができること、生まれること。それにはきっと何か意味がある。


すごく色々なことを考えさせられています。



とても素晴らしいドラマです!!

ありがとうございます!!!!


草苅奨悟