本日・2011年4月9日(土)………、
何やらネットを中心にして“反原発”のムーブメントが巻き起こっている模様ですが、
週明けには複数の企業から高額のお金を詰まれて、
「そんな事あったっけ…???」といった感じで
各メディアが完全無視&全く取り扱わない……といった流れになり、
あとほんの数日でこの勢いは自然に“沈静化”していく…と思われます…。
 
悲しいですが…。
 
 
 
 
…ま、ほんの数十時間だけでも、ここニッポンで
こういったムーブメントが起こった事はとても貴重だと思うので、
折角のこの機会に、僕もタイムリーな話題で便乗させて戴こうかと思いますー。
 
 
僕は基本的に深夜に放送されている
(※首都圏で日中に放送された場合でも、地方ではその時間帯には
   テレビ東京の『日曜BIG』等が放送されていて放送する枠が無いので
   余程の事が無い限り、深夜の放送となります。) 
各局のドキュメンタリーを結構見ていたりするのですが、
その中で、どうしても忘れられない回があります………。
 
 
それは、日本テレビ系『NNNドキュメント’06』で
2006年12月10日(日)に放送された

●【 リンク 】『核の清算 さまよう高レベル放射性廃棄物』

(制作 札幌テレビ放送/30分枠)という回です。
 
上述の通り、元々『NNNドキュメント』そのものは深夜に放送されているので、
午前1時~2時台の放送は特にどうとも思わないのですが、
実は、この『核の清算 さまよう高レベル放射性廃棄物』の回に限っては、
夜7時台の番組から通常の放送時間よりも30分~1時間長いスペシャル版が続き、
1番組が放送される度に『NNNドキュメント』の通常の放送時間よりも
30分、1時間、1時間半、2時間………と放送時間が後へ後へと追いやられ、
『核の清算 さまよう高レベル放射性廃棄物』が放送されたのは
通常の時間帯である午前1時辺りから大幅に遅れるに遅れ、
な、な、なんと!!午前3時過ぎ!!!!!!!
放送枠は30分なので、番組を見終える頃は、やがて午前4時!!!!!

最初期に関東で放送されていた『ウゴウゴルーガ』か!!!
(※意味が判る人のみ爆笑して下さい。汗)
 
とまあ、何故か不自然過ぎる程に放送時間を遅くさせられた状況から察するに
「取材してくれのはいいんだけど、内容がコレだとちょっとなぁ…。
 ま、系列局同士の取り決めなので一応放送はするけれども、
 通常の時間帯に放送することは出来かねるから、それだけは了承しておいてね…。」
と編成局の幹部が言ったかどうか?は定かではありませんが、
こんな遅い放送時間で、しかもこの回の内容だと、どう考えても!!

意図的に大衆の目から極力遠ざけようとしたとしか思えないじゃないですかー!!!
 

…それにしても、午前3時過ぎに放送される番組を

せっせと録画してまで見ていたブタ野郎はどこのどいつだ~い…??!

………あたしだよっ!!!って懐かしいな!にしおかすみこ!!!!

TBSの生放送の『感謝祭』でマラソン走ってたぞ!!(失笑&号泣)
 

 

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強い放射能を帯びていて

一万年以上の管理が必要とも言われるレベル放射性廃棄物。
かつて高レベル放射性廃棄物を川に投げ捨てていた

ロシア・チェリャビンスク地方には水頭症の青年や大きなコブの男性がいる。
住民の多くが放射能に犯されていながら、

そこに住まなければならない不条理がある。
一方、北海道幌延町では、高レベル放射性廃棄物の処分方法を研究する
深地層センターが深さ500メートルの竪穴掘削に入った。
北朝鮮問題をきっかけに甦る核の脅威…
そうした状況下でもう一つの核問題である高レベル放射性廃棄物を検証する。
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実際、『核の清算 さまよう高レベル放射性廃棄物』の内容は、
高レベル放射性廃棄物をとりまく状況が
僕が想像以上に凄まじい&むごいものでありました………。
 
住民全員が高レベル放射性廃棄物再処理施設の建設に
反対している訳では無く、中には島の経済的な繁栄の為には不可欠…
という事で、建設賛成に動いている方々もおいでだったのですが、
建設に反対する住民の方々のどなたかが口にされていた、
再処理施設をこの島に建設する事になったとした場合、
「1万年後の子孫にどう言い訳する…???!」
との問いかけと苦悶の表情が、
そして、命懸けで反対運動を行い抵抗されている
生まれながらにして長年この土地で生きてこられたご高齢の方々の姿が
何年も経過した今になっても未だに脳裏から消えません…。
 
でも、ほんっとにおかしいですよね~???!
こーんな大騒動が、諸外国ではなくニッポンで起きているんですよ~???!
それなのに!!どこの局も、不倫だの暴力沙汰だの八百長だの賭博だの……
といった事ばっかり放送していて、地方の過疎化が進む地域で
高レベル放射性廃棄物再処理施設の建設に反対して
原発関係者側と集団でぶつかりあう騒動が幾つも起こっているのに、
一切!!報道されていないですよね~???!
番組名に報道ナントカとか何々スクープとかって付いているのに、
全今ニッポンで起こっている誰もが知るべき真実を全然
伝えてないって

のー!!!
 
 
 
…という事で、この番組を見てからずーっと思っていたのですが、
そんなに安全安全って言うんだったら、
都内の地下鉄の大江戸線よりももっと地下に
高レベル放射性廃棄物再処理施設を作れ!っての!!!!!!
 
大量の電力を消費する東京都民が、自分達が使った分の
1万年間に渡って高熱を発し続ける高レベル放射性廃棄物を
責任を持って引き取って管理して下さいね♪
 
 
 
 

 

 

あと、斉藤和義さん、何て早まった事を………。



●【 リンク 】反原発ソングが話題の斉藤和義、USTREAMで「ずっとウソだった」をライブで熱唱! アクセス集中で一時配信止まるハプニングも

 


●【 リンク 】「ずっとウソだった」

 

…これでNUMO(ニューモ)と各種経済団体を一生敵に回してしまいましたね……。
 
せめて、忌野清志郎さんが『タイマーズ』として
匿名性を高めて(いるのか?汗)こうのテの歌を発表されていたみたいに、
斉藤和義さんご本人ではなく、違う誰か…といった“設定”を
前もって用意しておけば良かったのに………。
 
あと、『タイマーズ』は反原発の歌 → 発禁…のイメージが強いですが、
そればかりではなく原発賛成の歌も歌っている(!)…
という事も一応お伝えしておきますねー…。
 
原発反対派の超有名音楽プロデューサーの小林武史氏でさえ
この活動はap bankとは切り離して、書籍でのみの活動で抑えている…
というのに………。
 
今後、“反原発”のシンボルとして祭り上げられていくのであろう
斉藤和義さんの立場や身辺がとても心配なので、
ファンの方々、ずっと斉藤和義さんを支え続けてあげて下さいね………。
 
斉藤和義さんの音楽活動がNUMOに潰されない事を心から願っております…。