先週、死刑に反対する考えが信条だった法務婆ァが
落選した為に実質的に“立つ瀬が無くなった”みたいで、
自身の“延命措置”の為に他者の意見を聞き入れて、
2人も死刑にしちゃいましたー☆
 
・・・・・・これって、どれだけカッチョいい事を言っていても
そうした事は全て「ポーズ」であって、
心の底からそういう風に考えている訳ではない・・・・・・、
つまりは、
[実はそうではないのに、
 そうしている方が世間からのウケがいいからそうしている]
=いわゆる「キャラ芸人」と何ら変わらない…って事ですよねー・・・。
 
さらに言えば、自分の立場を守る為には、
犯罪者が2人殺されてもOK♪って事ですよねー。
死刑を反対する代表的な立場だった人なのに……。
 
 
・・・ま、何はどうあれ、
「罪の重い犯罪者は死刑でOK!!」といった“お墨付き”を
正式な形で頂戴出来たのは、ありがたい事ですよねー☆
 
やっぱり・・・、理由はどうあれ、他人を殺したくせに
生かされ続けている・・・って状況は納得しがたいし、
どう考えてもおかしいですよねー・・・。
だーって、殺されちゃった方はもう二度とは
生きては返ってこない訳ですから・・・・・・。
 
 
と、そういった当たり前の理屈が現実に我々が住むこの国では
通用しない事に納得いかない人が口には出さないが大勢いるのか?

「もし、自分達家族が被害者側になったとしたら、どうしよう・・・。」
といった不安を抱えている人が沢山いるのか?、
映画『告白』は予想以上のヒットを記録しているみたいですねー。
 
・・・あ、いえいえ、別に『告白』の宣伝をしているわけではありません。
(殆どの劇場で、もう上映は終わっているだろうし。)
 
 
僕が言いたいのは、そういった日本の死刑制度の矛盾点を
映画『告白』、そして『デスノート』『デスノート the Last name』以上に
メッセージ性を鮮烈に露にした
『怨み屋本舗REBOOT』を見て戴きたいのです・・・・・・!!!
 
元々はテレビ東京の「ドラマ24」枠で放送されていた番組で、
BSデジタル局で同じテレビ東京の系列である
BS-JAPANで3週前から放送が始まっているのですが、
とにかく!!制作会社のテレビマンユニオンの作家性というか考えが
ビシビシッ!!!と突き刺さってくるのですー!!!!
 
この『怨み屋本舗REBOOT』は『怨み屋本舗』の続編というか
2作目にあたるのですが
1作目の『怨み屋本舗』が砂糖とミルク多目のカフェ・オ・レだとしたら、
『怨み屋本舗REBOOT』の方は微糖ブラック・・・といった趣で、
設定やキャストはそのまま引き継いでいながらも、
世界観は全く異なるハード&ダークなドラマに仕上がっているので、
とても内容が濃く、見応えがあるドラマなのですー。
なので、1作目の『怨み屋本舗』を見て幻滅した人にも薦めたいし、
1作目の『怨み屋本舗』を見ていないからよく判らない・・・と思う人も、
1作目からの繋がりを匂わせながらもどういった人物なのか?が判らないのは
設定寄木(やどろぎ)警部だけで、寄木警部自身『REBOOT』の方では
“外野”的扱いになっている為、彼の発言について左程神経を使わなくてもいいので
(※『UFOロボ・グレンダイザー』でいうところの、
  TFOに乗っている兜甲児の立場&扱われ方と考えて貰って結構です。苦笑)
前情報が一切無くても、

『怨み屋本舗REBOOT』の世界に引き込まれていってしまう事、間違い無しです♪
 
 
とにかく、この国の場合は、何故か?被害者よりも加害者の方が
将来性だの希望だの未来だのといった曖昧な括りで大切に扱われてしまう為に
被害者の家族は完全な“殺され損”になって非常に不公平だったりしますよねー。
加害者が未成年者だった場合は、特に・・・・・・。
 
 
未成年の内に何人も人を殺している奴が、将来的に世界中から戦争を無くしたり、

あるいは不治の病を治す薬を発明したりして

大勢の人々を幸せにしたりする筈ないじゃん!!!!!
そんな奴の将来性や希望や未来なんて、
リサイクルで引き取って貰えない電化製品(例:冷蔵庫)未満だよ!!(失笑)
 
 
『怨み屋本舗REBOOT』のHPです。

http://www.bs-j.co.jp/uramiya/