最悪なことに、今まで書いていた内容が消え去ってしまった。

スマホで時間のあるときに、都度開いて、しょこしょこと書いていたのですが、保存をしておりませんでした、このばかものめ。

 

まぁ、ワレが悪いわと河内弁で自己毒づきながら、気を取り直して、いくわよ❤️

 

話を単刀直入にいうと、刑務所内で看守チームと囚人チームがフットボールの試合を行い、囚人チームが勝つという内容です。

話自体はこれ以上でも以下でもないといってしまえば、味気がないですが、この間にあるもの、いろんないきさつ、人間関係、出演人物それぞれのあくの強いキャラなどが存分に描かれていて、話が単純なだけに、どんどん物語に引き込まれてしまいます。

夜中目が覚めて、1時間だけ見とこうと思っていたところ、きっちりラストまで観てしまいました。楽しかったですが、おかげで翌日の仕事のしんどいこと!

 

主演がバートレイノルズとこれまたアクの強い俳優。

役柄は八百長で干されてしまった花形プロアメフトプレイヤー。

今では女性パトロンのひもとして生活しているのですが、最初から別れ話。

お互い裸でベッドで横たわっているシーンから。

女性が何か話しかけているのですが、彼は上の空。

急に立ち上がり、別れると宣言。そして服を着始めます。

この裸のシーンなど、マッチョな上に男性フェロモンが映像を漂っていて、見る人がみたらたまらんシーンやと思います。

当然女性は、だれのおかげでいい思いができているのか、お前には自分のことを決める権利はない的な反論をするわけですね。

それでもレイノルズは無視して、退職金代わりだと言って女性から車のカギをもぎ取っていきます。このとき、女性を突き飛ばし、張っ倒しの暴力シーンがあるのですが、納得というか爽快というか。

セクハラといってバッシング受けそうですが、1974年という年代や、レイノルズだったらしょうがないと思わせるものがありました。

 

女性が警察に通報して、お決まりのカーチェイス。

今のほうが当然カーチェイスの映像技術や表現はすぐれているものの、生々しいというのか、昔のカーチェイスのほうが迫力が感じられるのですが、僕だけの感想なのでしょうか。

ついでいうと、最近みたDVDでピーターイエーツという監督の「大列車強盗団」というのがあり、こちらは狭くて迷路みたいなロンドンの街を猛スピードでチェイスする様子が、なかなか迫力がありました。

 

でこれがきっかけで刑務所行きです。

 

刑務所に入ってからが、これが面白いんですね~。

 

この映画の楽しみのひとつが、脇役が充実しているというところ。

刑務所という設定がら、囚人はもちろんのこと、看守や所長、その秘書もその個性を十分に発揮してくれます。

 

所長からして、設定がいかれています。

看守たちの作るアマチュアフットボールチームの強化に異様な執念を抱いているというところや、これはいかにもなのですが、自分に反抗的な囚人の刑期を何かと因縁をつけて伸ばしたりと、ホンマ悪い奴です。レイノルズに対してある要求をしたとき、刑期延長カードをちらつかせながら、ここのボスは俺だ、お前には選択の余地がないという内容のことを、ブルドックのような顔つきで目を細めながら言ったりとか、見せ場たくさんです。

 

次は看守長のクナウアー。エドローターという、頭でこピンの役者が演じているのですが、入所した早々のレイノルズに対して、上から目線で、ここで従わなければならないのは所長ではなく俺だ、というようなことを言って、警棒で思い切り腹を突いてきます。また、フットボールチームのコーチ兼キャプテンである彼は、レイノルズがチームにかかわることによって、自分の威信がなくなるのをおそれ、レイノルズにチームにかかわるなと警告します。

所長からは、地区大会で万年2位の成績を怒鳴られ、罵倒されたうっぷんを囚人たちに向けることで消化するという、心に狂気を宿した役柄となっています。

 

レイノルズにしてみればもともとアメフトに興味を失っていたので、所長のコーチになってほしいという要請を断ります。

そのことで彼は作業環境の最悪な作業に回されることになります。

ここで、めげてしまうんですね。

で、看守チームの練習相手となる囚人チームの結成を所長から持ちかけられます。それを渋々承知します。


ここでもう一人のプロ、スカボローの登場です。

あくまでも看守チームの人身御供としてのチーム作りを指示され、それを遵守するつもりだった彼に、囚人だけど人間の尊厳を守る的なことを吹き込まれるのです。

つまりは、日頃ひどい仕打ちを行なっている看守たちに、合法的に仕返しが出来るという事。

それだったら俺も、俺もとチームの加入者が増えていきます。

また看守をやっつけるというのが、分かりやすし、感情移入しやすいんですね。

この映画は脇役が充実してるといいましたが、癖のあるツワモノがどんどん出てきて、観ていてホントに楽しいところです。

もちろん看守チームと戦うわけですが、その間にも白人と黒人の確執と和解や、看守のスパイの囚人のやらかしたとんでもない事件など、試合に向け物語が収斂されていきます。

 

また試合に入ってからも、話が二転三転していきます。

最終囚人チームが勝つのですが、最後の最後に、あ、それをやるか?というラストが待ってます。

悲しい結末か、ハッピーエンドかは、一度観て確かめてくださいませ。