もはや職業病かもです。。
これまで医療現場などで様々な修羅場を経験する中で、
目の前で突発的な事案が起こった場合こそ感情をコントロールして
【常に冷静に】事象を見極めよと叩き込まれてきた。。
そして、確かに冷静になれない時は失敗する事が多かったため、
この教えを常に守り、いかなる場合も感情をあらわにせず、落ち着いて最短の解決策にたどり着くように日々業務にあたってきた。
もちろん、私以上の修羅場をくぐってる人や、死線をさまよう体験をした人も沢山いることと思うが、好き好んで飛び込んで行く人は少ないだろう。。
何の話をしてるのか?
私の性格はこのような仕事の性質を反映してしまっており、
家庭内でも万事この調子だったのである…
だったのである(過去形…)
例えば、子供が夜中に急に吐いたりしたときなども
「何でこんな夜中に!うわっ!布団がゲロまみれ!どうしよー!」という感情を0.7秒でぶっ飛ばし、必要な物品を最短で集め、黙々と感染に留意して処理するように体が仕上がっていた。。
これの、何が悪いんだっ!?
このように日常的に家庭内で起こる突発事案に慌てず、落ち着いて、黙々と対応する姿が…
…気に入らねぇ(妻)
妻曰く、
こっちに合わせて、もっとあわてろよ!!
との事らしく、
妻があわあわしている傍らでこのような姿勢を見せられると
腹立たしいとの言い分だ。
何を言ってるのか、分からん。。
何が悪いんだよ?感情的にならずに合理的に対応しているだけじゃないか!そもそも、このぐらいの事案で私の身体と脳ミソはうろたえるようになっちゃいねぇんだよ!と心の中で叫んだ。。
今回ばかりは意味が分からん!と思っていた…
思っていたんだ…(過去形)
私の理解が不足していた。。
本当の意味で妻の気持ちに寄り添うのであれば、
妻と一緒に慌てて、うろたえて、ボロボロになりながら力を合わせるべきだったのだ…(急にどうした!?)
それ以降、気持ちは冷静そのものなんだが、妻の温度に合わせて、慌てたり、騒いだりと感情を無理矢理出すように務めたが、、
これは、疲れる…
やはり、思っている事とやっている事が乖離すると、その分感情労働が増え、疲労するという教えは正しかった…。
けど、妻の機嫌が悪くなるより、こちらに慣れた方がいいかな…
などと、今は諦めの境地である。