こんにちは、ロスのマモです!
健康のためにと考えて市販のオレンジ
ジュースやフルーツジュース、野菜
ジュース等を飲む方も多いですね。
でもこれらのジュースが健康に逆に
良くないという説も実はあります。
という事で、オレンジジュースは
本当は体に良いのか?悪いのか?
というトピックです。
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<歴史>
オレンジジュースは20世紀の初頭に
缶ドリンクとして登場。
そして第二次大戦中に兵士のビタミン
C補給に便利なものとして利用され
ましたが、決して美味しいものでは
ありませんでした。
第二次大戦後にフロリダでオレンジが
大量に余ってしまいました。そこで、
フロリダ大学の研究により、オレンジ
ジュースの水分を蒸発させ濃縮する
技術が確立、更にそれを冷凍すること
で簡単に大量輸送出来る様になりました。
それによりオレンジジュースは
コモディティ化され、世界中に流通
する商品となりました。
更に1950年代に入り、絞りたて
のジュースを低温殺菌する方法が
開発され、紙カートン入りのものが
可能になりました。
現在は何十種類のオレンジジュースが
紙カートン入りから冷凍タイプ、
濃縮ものや濃縮でないもの、
パルプ入りやパルプ無しのもの等
バラエティに富んだタイプの製品が
作られています。
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<製造工程>
ジュースの製造工程においては、
水分を蒸発させる濃縮プロセスにて、
水分と共にジュースの味を作って
いる物質も同時に失われてしまい、
味の無いものになってしまいます。
そこで当初は濃縮ジュースを還元
する際にフレッシュジュースを
加えて味付けをしていました。
しかしそれが大量生産の時代を向かえ、
高価なフレッシュジュースの代わりに
精油を元に味付けるフレーバーパック
と呼ばれるものが1960年代に開発
され、それが一般化しました。
更に低温殺菌を行うことでジュースは
大きなタンクで一年間ぐらいまでの
貯蔵が可能となり、濃縮還元でない
ジュースの流通も一般化します。
しかしこの貯蔵プロセスにおいても、
タンク内の空気を抜いてしまう事に
より、同時に味の成分も失われて
しまうのです。
そこで濃縮時と同様にフレーバー
パック(香料)にて、人工的に
味付けを行うようになりました。
そして現在は消費者の多様化する
好みに応じて、濃縮還元、又は濃縮
還元で無いタイプに限らず、
各種の香料や酸味料、ビタミンC、
砂糖、カルシウム等が添加された
商品となっています。
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