お疲れ様です。
昨日釣りをしながら色々考えていました。内容は後述します。
そこで昔母から聞いた熊の話を思い出しました。何の童話かは忘れてしまいました・・・
ある森に一匹のクマが住んでいました。
クマは、前からずっと森のみんなに認めてもらいたいと思っていました。
ある日クマはリスと会いました。
リスは、クマさんあなたの特技は何ですか?と聞くと、
クマは、穴を掘るなら誰にも負けないよ!と言いました。
リスはクマに穴掘りを見せてもらいました。
すると、リスは、穴掘りならモグラさんのほうが上手ですよ。と言いました。
クマは認めてもらいたいので、必死で穴を掘り続けました。
これ以上掘れないだろう。と思って上を向くと出口ははるか彼方。助けを呼ぼうにも声は外まで届きません。
クマは疲れ果てて絶望しました・・・・
母が話してくれた割にはかなりダークな話しで、心の中に残っています。
主観論で今考えてみると、旧約聖書創世記のバベルの塔・ギリシャ神話のイーカロスの翼にも似ています。
クマは必要以上の評価を求め、最終的に絶望しました。バベルの塔は、ノアの大洪水に対する神への復讐としてたてられましたが、神の怒りを買い破壊され、言語は分断され人類は混乱しました。イーカロスは父の教えを破り空高く舞い上がり、結局羽が太陽の熱で溶けて墜落して死にました。
すべて、必要以上、分相応ではないものを求めて、最終的には悲惨な結末が待っていました。
私もそれを考えると、すべで自分の努力以上のものを他に求めることはしてはいけないと思います。
人から受ける評価以上に努力しよう。人に期待をする前に自分が期待をしてもらおう。
何とか以前の自分に回復するように、そしてそれ以上になれるように、日々努力です・・・・