~本ブログは、現在「Zwiftの走行データを詳細に確認したいと思った方」向けの内容です。
バーチャルサイクリングの走行データの加工/編集に興味がない人には全く役に立ちません~
Zwiftのライドレポートでは、自分の欲しいデータを詳細に読み取れないことは、前記事にてご紹介の通りです。
そこで、
(1)Zwiftのマイページからデータを見たいアクティビティのFitデータを入手
(2)Fitデータ(バイナリ)をアスキーデータに変換
(3)変換したアスキーデータの内容を解読、分析
との手順で、Zwiftの走行データを自分で加工/分析する方法を検討しました。
その中で最も分かりづらかったのが(2)の手順となります。
まず*.fitは、GarminのGPSウォッチ等で使われるログファイルであることが分かりました。
そこで、GoogleでZwift/Fit/アスキー/変換等のワードで検索してみましたが、ズバリなサイトにヒットしません。
仕方がないので、主キーワードである“Zwift”を除いて、色々調べてみると
Fit形式ファイルをアスキーデータに変換できる“GPSBabel”なるソフトウェアが見つかりました。
一応、ダウンロード先を掲載しておきます。
私のDL時には、広告サイトへの誘導・ウィルス感染等はありませんでしたが、自己責任で。
WindowsPC利用の方は、GPSBabel-1.7.0.exeをクリックし、ダウンロードください。
インストール後、GPSBaelを立ち上げると下画像のような画面が立ち上がります。
ロードバイクやGPSロガーに詳しい方には、各フォーマットの違いがわかるかのかもしれませんが、
入力/出力ファイルのフォーマットが多すぎて、かなり難解です。
他にもやり方はあると思いますが、筆者が色々試した限りにおいては、以下の手順で問題ないと思います。
1.Input>File>Formatで“Flexible and Interoperable Data Transfer (FIT) Activity file”を選択
2.ZwiftからダウンロードしたFitファイルをFile Nameの辺りにドラッグ
3.Output>File>Fomatで以下のどちらかを選択
3-1“Garmin Training Center (.tcx/ .crs/ .hst/ .xml)”
3-2“Data Logger iBlue 757.csv”
4.Output>File Nameをクリックし、出力先を指定(3-1の場合は、拡張子はxml)
特に出力ファイルについては、(同じファイルを読んでいるのに)形式ごとに出力される項目が異なります。
パワー/ケイデンス/心拍数はxmlファイルでは表示されますが、csvファイルでは表示されません。
一方、xmlでは走行距離が表示されませんので、データを詳細に見るためにcsvファイルを出力しています。
色々な形式がありますので、どのフォーマットが自分の目的に最も合っているか確認してみると良いと思います。
出力したxmlファイル/csvファイルの見方/活用については、次回以降ご紹介いたします。
