~本ブログは、「ロードバイクを買ったことがない、乗ったことがない人」向けの内容です。
普通にロードバイクが趣味の人には全く役立ちません~

初心者が、誤って気軽に挑んだ「Alpe du Zwift」の攻略ということで、副題をもとに戻しました。
前記事にて紹介の通り、初登・2登目の反省を踏まえ、3登目は「目標タイム65分、180Wのイーブンペース」で挑みました。
途中でドリンクのボトルを落とすハプニングがあったものの、62分半弱で完登と、意外とあっさりと修正後の目標をクリア。
初登~3登のグラフを比較したのが下画像
(※縦軸が30秒平均パワーになっていますが、実際は5秒平均の誤りです)



平均パワーは187Wと想定を超過しましたが、2登目のようにへばることもなく、最後は少しだけペースアップできるほど。
作戦が成功したというより体が坂道に慣れたのが要因でしょうか?
さて、65分をクリアしたので、当初目標の60分に向け、再度データを分析。
(と、本記事をUpする前に、これも意外とすんなりと達成できてしまいました。)

過去3回の平均パワーと走行時間を見ると、
・初登、168.5W×69分40秒≒704kJ
・2登、171.5W×68分30秒≒705kJ
・3登、187.9W×62分20秒≒705kJ
と大体同じエネルギーで走行できることが分かりました。
ちなみに体重60kg弱の筆者が標高差1040mを上がるエネルギーは約610kJなので、
Alpe du Zwiftでは、スピードが遅いため走行抵抗が小さいことがよくわかります。
とすると、60分で完登するには「平均196W」が必要です。
普段の平地メインの走行時のFTPが200Wちょっとなので、そのパワーが出れば、目標の達成は可能。
しかし、これまでの3登から「平地よりもパワーが出ない」ことが明らかなので、念のため作戦立案。
3登目の走行データを分析したのが下画像。上段が距離vs速度、下段が距離vsパワーのグラフ。



3登目では、各カーブの繋ぎ部分の傾斜が緩やかになるところで、休んでいました。
(全コーナーではありませんが)黄色で網掛けした部で明らかに休んでいることが分かります。
走行抵抗が速度のべき乗に比例することを考慮し、
「できるだけ一定速で走行した方が良いだろう」と、ロードバイク初心者が考えた作戦でした。
が、上記総エネルギー計算から明らかなように、これくらいの速度ではそもそもの走行抵抗が小さく、
この作戦が正解だったのかよく分かりません。
そこで、4登目の作戦は、以下の通りとしました(繰返しになりますが、本記事UP時点で既に60分切りは達成しました)。
・平均パワーは195Wのイーブンペース
・各カーブの計測値で190Wを下回らない
・カーブの繋ぎの緩傾斜部で積極的にスピードアップ
4登目の結果は、次回以降に記載します。