おはようございます!

天気はあいにくの雨こんな日はしっかり学習しましょう。

ノートに書いたこれまでの文章を読み返し復讐して学習記憶を呼び覚まし定着させて下さい。

 

では本日の一問目は穴埋め問題です。

コンクリートの打継ぎに関する次の文章のイ~ホに当てはまる適切な語句を解答欄に記入しなさい。

 

(1)  水平打継目でコンクリートを打ち継ぐ場合には、既に打ち込まれたコンクリートの表面の  (イ)、品質の悪いコンクリート、緩んだ骨材粒などを完全に取り除き、コンクリート表面を粗にした後に、十分に(ロ)させなければならない。

 

(2)  鉛直打継目でコンクリートを打ち継ぐ場合には、既に打ち込まれ硬化したコンクリートの打継面は、ワイヤブラシで表面を削るか、チッピングなどにより粗にして十分(ロ)させた後に、新しくコンクリートを打ち継がなければならない。

 

(3)  既設コンクリートに新たなコンクリートを打ち継ぐ場合には、既設コンクリート内部鋼材の腐食膨張や凍害、アルカリシリカ反応によるひび割れにより欠損部や中性化、(ハ)などの劣化因子を含む既設コンクリートの撤去した場合のコンクリートの修復をする。

 

(4)  断面修復の施工フローは、発錆している鋼材の裏側までコンクリートをはつり取り、鋼材の(ニ) 処理を行い、既設コンクリートと新たなコンクリートの打継ぎの面にプライマーの塗布を行った後に、(ホ)セメントモルタルなどのセメント系材料を充てんする。

 

 

(イ)

(ロ)

(ハ)

(ニ)

(ホ)

レイタンス

吸水

塩害

防錆

ポリマー


上記はコンクリート標準示方書からの引用問題なので類似回答は不正解の可能性が高いので正確に覚えてください。


次は暑中コンクリートの記述問題です。

 

日平均気温が25℃を超えることが予想されるときには、暑中コンクリートとしての施工を行うことが標準となっている。暑中コンクリートを打込みする際の留意すべき事項を2つ解答欄に記述しなさい。

ただし、通常コンクリートの打込みに関する事項は除くとともに、また暑中コンクリートの配合及び養生に関する事項も除く。

 

(1)  練り混ぜから打設完了までの時間は、1.5 時間以内とする。

 

(2)  打設コンクリート温度は35度以下とするように水、骨材を冷やしておく。

 

(3)  型枠等は打設前に散水を実施し散水後は覆い等にて湿潤状態を保つように養生する。

 

(4)  打設コンクリート温度を常に測定し打設計画温度が計画温度を超えないように管理する。

 

(5)  運搬車両は長時間待機させないように車両を管理し、かつ、出来るだけ途切れず連続的に打設を行う。

 

近年は5つ回答しなさいという設問が多くみられるため5つをノートに書いて覚えて下さい。

また、コンクリート示方書に書いてある留意事項を書く事が合格へつながります。

 

次はコンクリートの品質記述問題です。

コンクリートの耐久性を向上させ所要の品質を確保するために、下記の(1)、(2)のような現象に対して行うべき抑制対策をそれぞれ 一個ずつ解答欄に記述しなさい。

 

(1)  アルカリシリカ反応

①  アルカリ量が表示されたポルトランドセメント等を使用し、コンクリート1m3に含まれるアルカリ総量を Na2O 換算で 3.0kg 以下にする。

 

②  高炉セメントの内で高炉スラグ混合率40%以上もの、又はフライアッシュセメントの内でフライアッシュ混合率15%以上の混合セメントを使用する。

(高炉セメントB種C種 フライアッシュセメントB種C種と書かないのは、B種の下限値だと40%以下・15%以下の物が許されているから有効とされる値を書く事がポイントは高い)

 

③  骨材のアルカリシリカ反応性試験の結果で無害と確認された骨材を使用する。

上記は国土交通省が有効と認めている①②を書く事が良いと思います、③を書いても正解はもらえると思いますが、国土交通省の監理者マニュアルだと①②です。

 

(2)  コンクリート中の鋼材の腐食

①   塩化物イオン濃度を 0.3kg/m3以下とする。

②   水セメント比を出来る限り小さくする。

③  中性化防止のためかぶり厚を厚く確保。

④ コンクリート表面に樹脂塗装を施し、塩化物の外部侵入を防ぐ。

 

 

午前の部はこれでお終いです。
28年は夜UPします。