本日ワインは新年1本目に購入した5大シャトーのワインです。
 

Chateau Latour 1995年

シャトー・ラトゥール1995年

言わずと知れたメドック格付第一級
 
平均年間生産量:20,000本
平均樹齢:40年
密植度:10.000本
平均産出量45~50hl/ha
作り:ブドウは手摘みで、完全に徐梗され、温度調節された200hl用ステンレス鋼のタンクに入れられる。
発酵と二次発酵(キュヴェゾン)3週間、マロラクティック発酵はタンクの中で起こる。
その後、新しいオーク樽に移され、ヴィンテージによるが20~26日間寝かされる。3ヶ月ごとに澱引きされ、瓶詰め前の冬の間、清澄処理(卵白による)される。
葡萄品種:カベルネ・ソーヴィニョン80%メルロー15%
カベルネ・フランとプティ・ヴェルド5%
 
例外的な年>素晴らしい年>非常に良い年>良い年>平均>貧しい年
良い年以上の出来栄えのビンテージで有れば大変に長期熟成が可能で60年~50年は熟成可能
 
 
 
PP(WAポイント)96+
ボルドー第4版 著者: ロバート・M.Jr. パーカー 
美酒だ。
光を通さないほど濃い紫色をした1995年は、ジャムにし たようなカシス、ヴァニラ、ミネラルを思わせる、かぐわしい、 いまだに若々しい香りがある。
ミディアムボディからフルボディ で、格別な純粋さ、卓越した凝縮感、長い余韻、強烈な、ブドウ の完熟感のある。
40秒のフィニッシュを伴うこのワインは、とて つもないラトゥールだ。
グラスに注いでおくと、ローストしたエ スプレッソや香ばしい新樽の香りも姿を現した。古典的だが、相当セラーで寝かせる必要があるはずである。
予想される飲み頃: 2012~2050年。
最終試飲年月:2000年6月
 
 
2007年3月 現場打上旅行にて5大シャトー飲み比べ
 
(当時は、12年寝かせたワインでも凄く古く感じているのが笑えます、自分が当時書いていたyahooブログの下書きより抜粋)
 
外観は印象的な深いガーネットの色調。
ワインは色付きが良く、味わいの凝縮度も豊かでふくよか。
タンニンが多く、まだまだタニックでは有るが、
キリッとしたキレの良い酸が印象的な長期熟成型のワイン。
タール、プラム、ブラックカラント、キルシュやクレーム・ド・カシスに、なめし皮やサラミを思わせる香りが重なる、西洋杉、森の下生えを思わせるブーケ。
濃密かつ複雑なアロマ。
上質なブドウの凝縮感。
滑らかに熟したタンニンを感じる事ができます。
時空を経て熟成したワインは、素晴らしく滑らかに、まるでサテンを思わせるテクスチャーへと変化しています。
口に含むと感じる、肉厚なしっかりとした味わいに魅了され、
黒系果実の芳醇な味わいに、緻密なタンニン。
力強い骨格が、厳格さと複雑性、そして果実味を見事なバランスでまとめています。
 
 
液面下がりも許容範囲
キャップシールも回ります!
 
 
コルクの盛り上がり等も無く良い状態
 
 
この1995年のシャトー・ラトゥールには、思い入れが有ります。
数年前に癌で亡くなった、兄の様に慕い尊敬していた上司に現場竣工のご褒美で現場幹部職員5名と業者2名で行った温泉旅行の帰り道にサプライズステーキランチで、5大シャトー飲み比べをした、ラトゥール95年です。
ラフィット95年、ラトゥール95年、マルゴー95年、オーブリオン95年
ムートン95年がズラリと並ぶ姿はワインに目覚め始めた私には夢の様でした。
今、思うとワインを手配してくれた塩原温泉下藤屋の女将さんは、凄いと思います。
宴会でも森伊蔵、魔王、村尾と2007年頃には入手が非常に困難な焼酎も出してくれ、大変お世話になりました。
 
後は、ラフィット95年とムートン95年が揃えばもう一度、夢がみれるのかな?
 
ではではまたね(^_-)-☆