PK | 摩天楼は薔薇色に

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先日、伊坂幸太郎さんの「PK」読みました!

この方の小説は大好きでほとんど読んでいます。

特に「砂漠」「グラスホッパー」「マリアビートル」「ゴールデンスランバー」「終末のフール」が好きです。




で、今作のあらすじは・・・・・

2002年日韓W杯の前年のアジア最終予選。日本ーイラク戦。

勝てばワールドカップ進出のゲームでエースストライカーの小津が絶不調。

その様子は、誰の目にも明らか。

そんな中、相手ファールからPKを蹴る事に。

同僚の宇野から何かを話しかけられた小津は、絶不調が嘘のように鮮やかなゴールを決める。

宇野は、小津に何を伝えたのか?

そこから始まる中編連作です。「PK」「超人」「密使」の3編


この小説は、登場人物が多いので、ゴチャゴチャします。

ちょっとまとめました。


「PK」
小津・・・日本代表ストライカー。2001年日韓W杯最終予選でPKを決める。
宇野・・・小津の同級生。日本代表
お父さん・・・小説家。浮気している。2児の父。心配性
お母さん・・・楽天家。ゴキブリがキライ。
次郎くん・・・お父さんの話にでてくる悲劇の人物。
大臣・・・幹事長から結論を迫られている。お父さんの子ども。
灰色の人・・・絶望している。一人一人はいい人だが集団になると怪物。
秘書官・・・大臣に依頼されたアジア最終予選のPKを調べている。
居酒屋の男・・・女に告白したいがサッカーの話をする。
居酒屋の女・・・男に告白して欲しいがサッカーの話をされる。超能力を使う殺人者の噂話をする。


「超人」
ヒーロー・・・・青いボディスーツと赤いマントで空を飛ぶ。
三島・・・・小説家。ヒーロー好き。博識で俯瞰で物事を捉える。
田中・・・・実用書作家。三島の友人。浮気がバレて別居中。
本田・・・・警備システムの営業マン。やせ型、黒ブチ眼鏡。
居酒屋の男・・・・大臣の隣でたまたま飲んでいた酔客。
拳銃男・・・・ヒゲ面。人を殺したい。
審判・・・・判定にビクビクしている。


「密使」
僕(三上)・・・・バク転が出来る大学生。握手をする。
私・・・・選ばれた男。30代?
青木豊計測技師長・・・・50代前半。7:3の髪型。
通販会社の社員・・・・通行人。子どもはヒーロー好き。


登場人物だけならネタバレは大丈夫でしょう。
(これだけでストーリーが、分かれば天才ですwwww)

ただ、PKの居酒屋の男と超人の酔客は同一人物だと思うんです!
(同一人物を示す表記はありませんが・・・・)

是非オススメです!

オススメ度・・・・☆☆☆☆☆





PK/伊坂 幸太郎

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