決して枯れることない  他でもない 
貴女の為に開いた果無い一輪花
刹那の愛と知りてもなお
ひとえに想い咲き誇る
赤紫(あか)い華

月夜の静寂に  浮かんだ貴女の
蒼い素肌触れようとしてた

憂き世のマヨイ言と
斬られては散っていく蕾に  なりたくはない
貴女の熱き瞳その心に
逸らさないままでいられたら

信ずる道が見えないものとしても

決して枯れることない  他でもない
他でもない貴女の為に  開いた果無い一輪花
刹那の愛と知りてもなお
ひとえに想い咲き誇る
赤紫(あか)い華

貴方が望むのなら
この長い髪を結うことさえ
惜しまないでしょう
貴方が赴くなら
たとえ戦火の中でも  祈るでしょう

繋がれた糸が見えないものだとしても

決して醒めることない  誰でもない
貴方の事を慕った名も無き一輪花
刹那の愛に身を委ね  対岸の種が実を結ぶ
その刻まで

色褪せない  不朽の愛  込められた願い
例えこの身に代えようとも
どうかまだ眠らないで
千日の誓い花となりて
貴方の側でどうか  咲き誇れ