2023年11月。

僕は現在の【mamochi.film衣装部】である『アパレルブランド Sloppy Shrimps』と出会うこととなる。

僕と同ブランドの代表は高校時代の同級生で、卒業以来、約2年半ぶりの再会だった。


2024年5月現在、僕は彼らが事務所として新しく借りたアパートの一室で真夜中(AM 3:40)一人カタカタとこんな文章を書いている。

彼らが初めての事務所を借りて初日の夜、誰よりも遅くまで起きてこの文章を書き始めていることから恐らくテンションが一番上がっているのは僕だろう。


彼らが事務所を借りただけで僕はこうなる。

そのくらい魅力的な団体なのだ。


今回の記事ではそんな彼らとの出会いと、今までのことを書いていこうと思う。


2021年8月。19歳の夏。

英語も話せない僕は何を思ったか単身アメリカに渡り、日本人が一人もいない場所でサッカーボールを追いかけていた。

当時からサッカーと同時にビジネスに興味を持っていた僕は、大学ではビジネスを専攻し、放課後はサッカーという生活を送っていた。


知っての通りアメリカの大学は課題の量がとてつもなく、それ故に単位を落とす生徒もいれば卒業が遠のく生徒もいる。

留学生だからってそこら辺は変わらない。

更に英語ともなればその壁はより高くなった。

そしてサッカーでも結果を残さなくてはならない。

毎日勉強とサッカーに没頭し、気がつけば1日が終わっているという日々が続いた。


大変ではあったけど、僕がずっと欲しかった毎日。

しかし、興味のあったビジネスは授業で教わること以外に何一つ取り組むことができなかった。


そんな中で僕は同級生がアパレルブランドを始めたということを知る。

それが『Sloppy Shrimps』だった。

当時の僕からしたら耳障りな情報でしかなかった。

結果、当時僕は彼らのことを何も知らないまま、気づけば彼らのことを遠ざけていた。


時が経ち約2年後。2023年4月。


僕は帰国して日本でドラマ制作を始めていた。

あれから僕は海外芸能事務所でビジネス経験を積んでいた為、世界的有名アーティストとの仕事も日常となっており、日本に帰国した僕は同世代など眼中に無かった。

僕の目指すべきは日本のトップであり、世界のトップであるから。

周りのことなど全く気にせず、ただひたすら上だけを見て、ただひたすら先輩や大人たちを追いかけた。


そしてある時に気がついたのは、

「やばい、このままじゃ周りが全員死ぬ」だった。


当たり前だけど僕が今まで関わってきた20〜30歳上の方々は僕より死ぬのが早くって、その人たちとだけ関わっていたんじゃ『先に死なれちゃ困る問題』が発生しかねない。


一個上の先輩方との関わりも多かったけど、やっぱり一個上は一個上で固まる傾向があった。

僕もある程度周りに同世代・同年代を固めた方が良いと踏み、そこで最初に思い出したのが彼らのブランド『Sloppy Shrimps』だった。


2023年11月。

この日mamochi.filmは初めて『Sloppy Shrimps』と出会った。

最初はMV撮影の衣装を借りる為に会ったが、「もし熱量が合えば何か一緒に動けたらな」という淡い期待を抱きながら湘南台のセブンイレブンに会いに行った。


車で待っていた代表の彼は相変わらずの明るさで僕を助手席に呼び込んだ。

ワクワクした彼の雰囲気がこちらまで伝わってくる。

気がつけば僕と彼は長いこと将来について話し合い、外で待つ僕の父親は息子の帰りをセブンイレブンの駐車場で1時間待ち続けた。


一方的に彼らを遠ざけた2年前、僕は彼らのことを何も知らなかった。

「なんだかエビのロゴの服を作っている」ということしか知らなかったし、現在は一点物のペイントデニムを売っているなんてユニークなことも知らなかった。

僕の淡い期待は次第に彼らに対する興味へと変わっていった。


そこから少しして、代表の彼とカフェで会うこととなった。

そしてそこにはデザイナーの姿も。

聞けば聞くほど面白い。

当時3人で活動をしていた彼らは全員がプレイヤー(製作者)であり、経営に関する知識は疎い反面、同世代・同年代では飛び抜けた熱量、こだわり、知識量、感性を持ち合わせていた。


生粋のクリエイター集団。

商品のデザインやその日のコーディネートの細部まで誰にも想像つかないような、思いつかないような意味が込められていた。


正直僕は、彼らのブランドがそこら辺のインフルエンサーがノリで出したようなアパレルブランドと同類であればどんなに熱があっても関わる気は無かった。


しかし会話を数日重ねて彼らの内部を知った時、彼らの底無しの可能性に完全に惹かれた。


「ポテンシャルがヤバすぎる」

「こいつらとエンタメやりてぇ」


19歳からエンタメ経営に携わる僕は完全に彼らにハマった。


熱量がある代表、天才すぎるデザイナー、ワクワクしすぎて目がガンギマってる優男ペインター。


1人が熱量で突っ走ってるだけじゃなく、そこにしっかりついてくる仲間までいる。


「応援したい」とかでは収まりきらない。

話を聞けば聞くほど、彼らの魅力とファッションにおける信頼は増すばかりだった。


彼らを応援したい気持ちは大いにあるが、それよりも一緒に駆け上がりたい気持ちが増えていった。

僕たちが一大勢力になった時、その周りにいるのは彼らのような同世代であって欲しいし、成功前の段階からともに走れるなら願ったり叶ったりだ。


「彼らのブランドとしての実績を提供したい」という思いもあるが、今では心の底から彼らのことを信頼している。

「実績になると思うし衣装部やっていいよ」ではなく、「信頼してるから衣装部やってくれ」だ。


こうしてmamochi.filmに衣装部『Sloppy Shrimps』という新たな仲間加わった。


別のブログの最初の方の記事を一度読んでみてほしい。最初は監督やカメラマンを捕まえることで精一杯だった。そこからスタッフが少しずつ増えて、今では『衣装部』というまた別系統の専門知識を有する仲間まで増えてしまった。


何もわからないドラマの作り方も知らない僕1人の状態から始まったこの活動が、1年経ってこうなっている。


少しずつ大きくなるmamochi.filmを、視聴者の皆さんも僕たちと一緒に感じてほしい。

次の1年、また次の1年とmamochi.filmはどんどん成長する。


僕まだ22歳です。


10年後は32歳だし、倍生きても44歳です。


これからもっと面白くなるぞ。


夢を語れる世の中を創る。絶対に。



代表 奥田


【YouTube】

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【Instagram】

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【TikTok】

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