まぶたはともだち

まぶたはともだち

読んだ全ての本、マンガ、映画の感想を書いていきます。
最近はプロ野球もお熱です。

2年間ほぼリアルタイムで書き溜めていたものを放出します。

ふーっスッキリ!

 

 

・サ道〜2023冬〜 一緒に旅に出て、ととのう

 

「結局だめでした」
「そっか」
「でも全然後悔しないです。やれるだけのことをやってダメならしょうがないです。ここ最近、サウナと仕事が結びついて純粋に楽しめなくなってました。でも10時間かけて往復して、あー気持ちいいなぁって。忘れてました。サウナがこんなに心地いいってことを。なかちゃんさん、誘ってくれてありがとうございました」
「うん」
「みんなで一緒に旅にこられて、よかったね」

私たちが旅に出る理由。
旅に出ると、新しい出会いが待っている。
旅に出ると、日常から離れ、普段とは違った景色が見えてくる。
私にはいる。
サウナに入り、共に旅をしてくれる仲間が。
誰かが言った、人生は旅である。
旅に出よう。いろんな旅に。大切なことに気づくために……

 

コロナ渦もあり、なかなか実現しなかった3人でのサウナ旅がようやく実現しました。

サウナカーなんてものがあるとは知らなかった……技術的には可能という奴にしても、そこまで需要あるのか?というのが正直な心境。

 

ただ蒸し男くんがいったん東京に戻るくだりはやはり不自然。

どんどん売れてきてるし60分拘束できなかったのかな?などと邪推してしまった。

 



・サ道~2024冬~ 誰しも何かを胸にととのう

 

染谷「皆さん、同じ会社の方とか…」

ナカタ「いやいや、ここで会って、仲良くなった友達ですよ」

染谷「へぇいいな~そういうの」

偶然「何言ってるの、一緒にサウナ入ったんだから君ももう友達ですよぉ?」

ツルピカ「じゃあアダナつけないと」

ナカタ「お仕事なにされてるんですか?」

染谷「一応、お笑い芸人を」

蒸し男「へぇ~芸人さんなんだ」

ツルピカ「ちなみになんて芸名?」

染谷「……戦国アフロのマサムネ」

ツルピカ「ごめん知らない(即答)」

蒸し男「ツルピカさん失礼ですよ」

染谷「知らなくて当然ですよ、全然売れてないですから」

偶然「腐るな腐るな~!じゃあ君には…ダテオ君というあだ名をあげましょう」

染谷「ダテオ君…?」

偶然「マサムネ君っていうんでしょ、伊達政宗からとって、ダテオ君」

ナカタ「相変わらず雑ですね~」

染谷「いやぁあだな嬉しいです」

ツルピカ「でしょ。ツルピカさんってあだな嬉しくて」

偶然「全然ツルピカじゃないけどね!へへへへ」

ナカタ「しかし芸人さんかぁ。カッコいいですね」

染谷「そんな全然。毎日バイトばっかで、同期に先越されて、今日なんて相方に遠回しに辞めたいなんて言われて」

ツルピカ「私も言われました。従業員に辞めたいって。今年だけで5人ですよ。そんなに私の下で働くのが嫌なのかなあって…」

偶然「暗い暗い暗い~!やめましょうよ、折角サウナにいるんだから!」

ツルピカ「すいません」

 

ナカタ「でも、ダテオ君は続けたいんですよね」

染谷「えっ?」

ナカタ「相方さんが、やめたくてもお笑い続けたいんですよね」

染谷「……はい……」

ナカタ「『人生は一瞬やよ、後悔せんように、やりたいことをやり』っていうみたいですよ」

染谷「なるほど…」

蒸し男「人生は一瞬か…」

ツルピカ「人生は一瞬…うっ」

偶然「あれ、また泣いてるの」

ツルピカ「だって人生一瞬なのに…奥さんも息子も全然会ってくれなくて…」

偶然「泣くの止めようよ…ここサウナよ~?」

ナカタ「泣いたっていいんじゃないですか。みんな一年頑張ったんだし」

蒸し男「そうですね」

ナカタ「じゃあみんなでサウナの話でもしましょうよ!」

偶然「そうですね~!」

 

しんど……

 

ツルピカさんが髪の毛フサフサになってて驚いた。もう景品表示法違反じゃん……

この後頭部がツルピカさん

 

というかこの人、過去作だとオフィスワークしてなかったっけ。なんで工場で働いてるんだろう。

 

にしても攻めたな~~。

ネットだと割とシャレにならないレベルで酷評されてた気がしますが、自分気に入ってます。

いやまあ分かるんですよ、年に一回のスペシャルで、一年間新作をワクワクしながら待っていてお出しされたものが、親の死別やら恋人との別離やらってのは……そりゃ文句もでましょうが、こんな沈痛で鬱屈とした状況でもサウナで心身をリフレッシュできるんですよ、というメッセージを受け取らせていただきました。

あと初めて偶然さんがちゃんと働いている(?)ところが見られたのが良かったですよね。1期で大磯のホテルで接待しているシーンがあったくらいで。あまりにもステレオタイプなZ世代の若手社員とノリが合わなくて、一人でラーメン屋に並ぶ姿はいたたまれなくなりましたが……。続編でサウナで意気投合する展開とかないかな。あったら嬉しいな。

 

 



・サ道 off-road 悠久の時を越えてととのう

「いやー偶然偶然!」

「偶然さん!」

「中ちゃんさん!」

「ハッハッハッ…ほんとに来てくれたんですね〜名古屋まで」

当然当然!きましたよー…青春18切符で!

「えっ…在来線?」

「青春青春!学生時代を思い出しましたよ」

「それは大変でしたね」

「経費削減削減!さっ行きましょう。

えっ…経費で来たんですか?

「まぁいいじゃないですか!スーツ着てきたし。さささ、ね?」

「えっあっ…えっ?」

 

ユーチューブで2025年3月に配信。10月あたりに観ようと思ったら消されてて発狂するかと思いましたが12月に復活していてホッ。

本作は主演の泰造がナレーションを兼務していますが、しかしそのまったりとした口調はなかちゃんさん自身のそれとは全く異なります。別人と言われたら余裕で信じられることでしょう。

しかし本作はかなり素の喋り方に近く、ウキウキしている彼の気持ちが伝わってきました。

 

舞台は名古屋・岐阜。特に前編は会社の施設内にあるサウナが舞台になっており、このドラマなくしてはおそらく存在を認識することすらなかったであろう、半プライベートな空間でのととのいを観測することができました。まだ新しい切り口あったんだ。

後編は大垣市の「田辺温熱保養所」と「大垣サウナ」。自分が好きなタイプの銭湯でした。どっちも駅から近いし行ってみたいなあ。大垣って故・ムーンライトながらの終点ってイメージしかなかったけど、一段格が上がりました。

 

 

 

・サ道~2025冬~ ぬくもりに思いを馳せ ととのう

「しかし、早かったですね。1年」

「年々1年が早く感じます」

「それに今年はやたら暑かった」

「暑かった暑かった。『しきじ』の薬草サウナぐらい暑かった」

「後は米不足がニュースにな……なりましたね」

「私、毎日米がわりにそうめん食べてましたよ」

「それに、今年はAIが一気に普及しましたよね」

「しましたしました。うちの娘なんてね、AIに『パパがうざいんだけど、どうすればいい?』って相談してるらしいんですよ」

「あぁ……でも忘れられないこともあったじゃないですか」

「忘れられないこと?」

「ほらアレですよ」

「あぁアレ……」

 

「そう、北陸サウナの旅」

 

「「へへへへへへ……」」

 

12月15日に個室サウナのドアノブが外れて出られなくなった夫婦が蒸し焼きになるという死亡事故が発生、放送が不安視されていましたが無事放送されました。

例年と異なり深夜帯だったのも良かったのかな。

ついに蒸し男くんこと磯村勇人がアメリカに旅立ち登場せず。それ以外はとても良かったです。

 

TVシリーズでは泰造がサウナのオーナー(本物)に話をうかがうパートが恒例ですが、今回は変則パターンで一緒に能登に向かうことになった青年と輪島朝市の跡で話すシーンがありました。あそこがすごい良かった。アドリブなのかな?っていうくらい素のテンションとレスポンスなのが印象に残るんですよね……

 

その前後、地形が変わってしまった県道を走りながら、元気くんがボランティアしていたときの話を聞いていたときの、現実とフィクションの境が(良い意味で)あいまいになっていく感覚……

 

去年の正月の地震は現実として受け入れるにはあまりにも悲惨で、正直どこか遠い国の出来事だと思い込むように、極力視界に入れないようにしていました。それでもようやく現状を(ドラマを通じてだけど)認識することができました。

 

 

もちろん前半の富山スパ・アルプスも良かったですよ。

去年に引き続き立山に行けたらいいなと考えているのですが、その際はぜひ寄ってみたいな。

北アルプスの天然水を浴びるに飲んだり飲むように浴びたりしたいぜ。