お久しぶりです。まもるんです。
12月1日~3日にかけて、山梨県北杜市で開催された「清里ミーティング」に参加してきました。齢21、初めてこのような会に参加させていただき、とても面白かったです。
本記事では、「清里ミーティング」にフォーカスというよりは、清里までの旅行記を楽しんでいただければと思います。(ミーティングの内容については、JEEF日本環境教育フォーラムのHPをご参照ください。)
少しは触れたいと思いますが、深部に関しては私の説明不足で伝わらないと申し訳ないので・・・。
さて、それでは山梨旅行記のスタートです!!
11月30日、肌寒くなってきた熊本から旅行が始まりました。鉄道大好きな私ではありますが、東京まで熊本から新幹線となると・・・。さすがに難しく、時間的にも大学の授業が午後2時ごろまであったため断念。更に金銭的にも飛行機のが全然やすーい!
もっと頑張れ新幹線苦笑と思いつつも、まあこのような需要は想定していないのだろうなとも思いました。
ということで、出発は熊本空港からになりました。
住んでいるところから、熊本空港までは少し距離があるのですが、今回は大学の先輩が送ってくださり楽々向かえました。(心よりの感謝)
航空会社はソラシドエアを選びました。航空券が安かったのが大きな理由というか、それしか理由はありませんでした。もとより、ソラシドエアにそんなに良いイメージはなく、過去に一度登場した際には機材トラブルで30分以上遅延し、飛行機にめったに乗らないのにトラブルに巻き込まれたことから「なんだか遅れやすい航空会社」なのかと思っていましたが、定時運航率が日本でもトップクラスの航空会社らしく、人が乗った時だけたまたま遅れたんかいというイメージでした(まあ、しゃあない。)
搭乗券は、スマホに入りました。最近はすごいですね。
熊本19:00発、羽田20:35着、SNA020便です。
今回は隣に乗客もおらず、かなり快適な搭乗になりました。
機内は8割ほどの席が埋まっている状況。金曜日の夜便ということを考えれば、まあ普通くらいの込み具合でしょうか。
ここで、航空路の混雑の影響でやや出発が遅れる旨の機長アナウンスが入ったのですが、このアナウンスが大変面白く、「飛び立ちました後は、この飛行機の持てる最大の速度で羽田空港に向かってまいります」と言われていました。こういう時にクスッと笑える放送はうれしいですね。
ドリンクサービスは、あごだしゆずスープを選択。お茶も一緒に頂き、なかなか美味しいスープでした。機内で暇だったので、機内誌を読んでいると、サービス品にキャンディーがあることを知り、注文してみましたが、ここで(うれしい)事件が発生しました苦笑
キャンディーと言われたので、てっきり2・3個手でくれるものかと思っていました。
しかし、出てきたのは
カップの中に、10粒ほど。
九州贅沢キャンディーなる、大変美味なキャンディーをたくさんいただきました。驚きましたが、とてもうれしかったです。(このあと旅先で出会う人々のお土産になりました。)
羽田には結局ほぼ定刻で到着。手荷物を受け取り、今日は友人の家に宿泊し、明日山梨へ向かいます。
少しだけ東京を周りました。
翌朝、新宿10:00発のあずさ13号に乗車します。(8:00ちょうどではありませんし、あずさ2号でもありません。)
E353系、というよりあずさには初乗車です。
混雑していたので少し迷いましたが、今回は普通車に乗車。
快適に乗車しました。
えきねっとによると、私の横の席は埋まっていましたし、座席上のランプも座席が埋まっていることを示す緑が点灯していましたが、なぜか私の隣に人が来ることはなく、ひとりだけで乗車できました。
お先にトクだ値30で予約しましたので、全部で3710円で乗車できました。
約2時間の乗車であったことを考えると、かなりお安く乗れたのではないでしょうか。
今回は小淵沢までの乗車となります。小淵沢からは小海線に乗り換えます。
広報写真に使われそうな、一本の線路がただ続くような風景が素晴らしかったです。
清里駅はSuicaの簡易改札がありましたが、その他では使用できない駅もあるとのこと。
十分お気をつけてお越しください😀
小海線といえば、JRで一番標高の高い野辺山駅が有名ですが・・・。
今回はその一歩手前、清里で下車しました。
清里はJRで2番目に標高の高い駅とのこと。意外と2番目って知らないものですね。
ここからはバスで宿泊先の清泉寮まで向かいました。
まずは八ヶ岳自然ふれあいセンターでオリエンテーションが実施され、その後は第1回の全体会。
まあ、大学の授業というわけでもないのでワイワイやりつつ、少し休憩しながら受講をしました。(私は一応ずっと席に座っていましたが、中には食事を取りに行かれる方などもいらっしゃったので、まあその辺は臨機応変にって感じみたいでした。)
内容としては、これからの自然共生、とりわけ開催のテーマとなっていた「ネイチャーポジティブ」に関するお話が様々ありました。
中には政府の中でお仕事された経験を持つ方も・・・!経験のある方のお話はとても説得力があり、面白かったです。
-----(ここから下は興味のある方だけ読んで頂ければと思います。)
今回の1回目の全体会となったお話の中で、生物多様性条約COP10のお話がありました。この条約は、2010年に名古屋で実施されたCOP10の中で「愛知目標」というものが定められ、これまで数度の修正などを経て取り組みが続けられています。
さて、2010年といえば、日本は民主党政権の真っ最中でした。
民主党政権に対する評価は個々人であると思われますし、それは今回の件とは全く関係ないといえばないのですが、政府が変われば環境に対する考え方も真っ向から変わってくるというのはあると思います。
当時の環境大臣はその後の東日本大震災の対応で物議を醸した松本龍氏。
当時、先進国と発展途上国の意見が対立した際には、なんとかその合意に最終日にこぎつけさせるなど様々評価はあると思いますが、環境大臣としてはかなりの大義を成し遂げられた方だと思います。
世界では、戦争や紛争などにより政府どころか政治体制さえ真っ向から変わってしまう国が増えています。この不安定な時代における環境共生はより難しいものになると予期されますが、それを解決する一つの方法が「教育」だと私は今回のミーティングを経て感じています。
すべての人が平等に、「教育」を受ける権利を持ち、そして受けられる環境にしていかなければならないと思います。また、それこそがこれからの世界を変えていく一つの力になると思います。教育で人は自ら学び、得た知識の中から最善の答えを導き出せていくのだと私は信じています。だからこそ、今回「環境教育」というものを通じて、人と社会と環境が共生する社会をどのようにして生み出せるのかということを考えていきたいと思ったのです。