こんにちは。
今回は、SMAPの名曲「世界に一つだけの花」について、ちょっと違った角度から考えてみたいと思います。
●「もともと特別なオンリーワン」は本当に正しいのか?
SMAPの「世界に一つだけの花」。素晴らしい歌詞ですよね。
「もともと特別なオンリーワン」という言葉は、多くの人の心に響き、勇気を与えてきました。
確かに、この記事を読んでいるあなたも、私も、唯一無二の存在です。これは間違いありません。
でも、ちょっと待ってください。これだけで本当に十分なのでしょうか?
●森岡毅さんが指摘する「もう半分の真実」
日本のトップマーケッターとして知られる森岡毅さんが、著書『苦しかった時の話をしようか』の中で、この歌詞について興味深い指摘をしています。
森岡さんによれば、「もともと特別なオンリーワン」という考えは半分だけ正しいのだそうです。
では、もう半分の真実とは何でしょうか?
とある文脈では、ナンバーワンにならなければいけない
これを読んだとき、「はっ、確かに!」と思わず納得してしまいました。
●なぜオンリーワンだけでは足りないのか?
ビジネスの世界で生き抜き、誰かに価値を提供するためには、オンリーワンであることだけでは不十分なんです。
確かに、私たち全員が唯一無二の存在です。でも、それだけで価値提供ができるわけではありません。
残念ながら、オンリーワンであることだけでは、副業や本業で成果を上げてお金に変えることは難しいのです。
だからこそ、特定の分野やニッチな市場であっても、ナンバーワンを目指す必要があるんです。
●ナンバーワンになるためのヒント:「好き」を探せ
では、どうすればナンバーワンになれるのでしょうか?森岡さんは、「好き」の中にヒントがあるとおっしゃっています。
「好き」とは、無意識にやってしまうこと。ついついやってしまうこと。考えなくてもいいのに考えてしまうこと。
その中にあなたのナンバーワンになるヒントが隠れているんです。
● 私の場合:コミュニケーションへの愛
例えば、私の場合。人とコミュニケーションをとることが大好きで、頭の中でも誰かとの会話の妄想を延々と繰り返しているんです。
ちょっと恥ずかしいですが、友人や職場の人からは「話が上手い」と言われることもあります。
こういった「好き」を活かして、1対1の会話で誰かの思考を変え、その人の人生を良い方向に導くような仕事が自分に向いているのかもしれません。
●小さな「好き」を大切に
「これが好き!」とはっきり言える人はむしろ少ないかもしれません。そんな時は、小さな好きを大切にしてみてはどうでしょうか。
これは、DAIGOさんの『好きをお金に変える心理学』にも書かれていた考え方です。
●まとめ:オンリーワン+ナンバーワンで価値を生み出す
結局のところ、オンリーワンであることは大切ですが、それだけでは不十分。
とある文脈でナンバーワンになることで、初めて本当の価値提供ができるんです。
これから社会人になる方も、すでに社会人として活躍されている方も、この考え方はきっと参考になるはずです。
●おわりに
森岡さんの『苦しかった時の話をしようか』は、発売からしばらく経った今でもベストセラーです。
USJやハウステンボスを復活させ、2025年夏にオープン予定の沖縄の新テーマパーク「ジャングリア」を手掛ける森岡さん。その方が書いた本なので、説得力が違います。
もし興味を持たれたら、ぜひ読んでみてください。きっと新しい気づきが得られるはずです。
▼『苦しかった時の話をしようか』を読んでみる
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
あなたが自分だけのオンリーワン×ナンバーワンを見つけられますように。良い一日を!