今回は「絶対に成果が出ない勉強スタイル」というテーマで話します。

 

この話は学生さんや、そういった子どもを持つ親御さん向けです。結論から言うと、友達と一緒に勉強するスタイルは絶対に成果が出ません。

 

私が勤めている学習塾にも、友達と勉強している生徒がいます。塾の自習室で仲の良い友達と隣同士で勉強しているのですが、ふと見に行くと、話してばかりです。

 

また、テスト期間中に友達の家で勉強すると言って、朝から夕方まで帰ってこない子もいますが、これもダメですね。

 

私の経験で言うと、中学時代に友達の家で勉強するふりをして、実際はゲームばかりしていました。

 

勉強道具を持って行きましたが、64のコントローラーを持って行って、友達の家で勉強するという口実でゲームばかりしていました。結果、成績はイマイチでした。

 

他にも、カフェで友達と勉強する子もいますが、やっぱりイマイチです。塾で友達と勉強する、テスト期間中に友達の家で勉強する、カフェで友達と勉強する、この3つのパターンの共通点は、成績がイマイチだということです。

 

成績が良い子は基本的に一人で黙々と勉強しています。友達と勉強する時も、お互いが得意な科目を教え合ったり、ちょっと怪しいところを教えてもらうなど、目的が明確です。

 

質問して答えてもらうことで、自分の理解度を高めるのです。目的が明確で短時間で終わります。

 

成績が上がらない子は、友達と群れて勉強することが多いです。親御さんには「友達と勉強する」という言葉が出た瞬間に、それは成績が上がらないと伝えるべきです。

 

成績の良い子が友達と勉強しているのを見たことがありません。

 

親御さんも「そうですよね」と納得しても、子どもは友達の家に行ってしまいます。

 

勉強するという体で遊びに行くのを止めるのは難しいですが、痛い目を見てもらうしかないでしょう。

 

特に、自分より成績が低い子と遊びだしたらまずいです。私も中学時代、学年で30位ぐらいでしたが、遊んでいた友達は200位や250位の子でした。

 

一緒に遊んでいたら自分も誘惑に負けて、ずっと遊んでいました。その結果、成績はどんどん下がりました。受験期に本当にダメだったと思っています。

 

同じようなミス、過ちをしてほしくないので、本当に成績を上げたい、成果を出したいのであれば、友達と勉強するという発想は拭い去った方が良いと思います。

 

参考になれば嬉しいです。最後までお読みいただきありがとうございました。それでは良い一日をお過ごしください。