今回は「親が変われば子どもも変わる! 共に成長するヒント」というテーマで話をしていきます。

 

成長とは変化のことだと自分は思っています。子どもの成長を望むなら、親御さん自身も成長していかなければいけないと思います。

 

具体的には、親御さんが子どもを見る見方や接し方、考え方を変える必要があるということです。

 

じゃあ、具体的に親自身が変わって、どのようにしたら子どもに良い影響を与えられるかを、私が学習塾に勤めてこれまで100組以上の親子関係を見てきた経験や、自分自身が5歳の娘を育てている経験から、3つの心がけをお話ししようと思います。

結論

その3つとは以下の通りです。

  1. 親は自分を雑魚でポンコツだと思うこと

  2. 今親が持っている価値観・考えは間違っていると認識すること

  3. 親は子どものサポーターであること

1. 親は自分を雑魚でポンコツだと思うこと

これは私が一番強く思っていることです。自分は雑魚でポンコツだという前提のもと、子どもと接しています。

 

そうすると、指示や命令をあまりしなくなるんですよね。

 

もちろん、子どもが小さい時は指示・命令が必要な場合もありますが、子どもが小学校中学年や高学年になると、指示や命令は必要なくなると思っています。

 

指示・命令は、自分の方が立場が上だと思っているからこそ出るものです。

 

経済的支援をしているため、親の方が立場が上という見方もありますが、上下関係が親子関係に生まれてしまうと良い方向にはいかないんですよね。

 

自分が雑魚でポンコツだと思うことで、一緒に考えようというスタンスに変わります。

 

問いかけが増え、自律を促す教育ができるようになります。自律とは、自ら考え、判断し、行動することです。

 

自分が雑魚でポンコツだと思うことで、子どももいろんなことに挑戦しやすくなるんじゃないかなと思います。

 

親が完璧を求めすぎると、子どもも完璧でなければならないと思ってしまうことが多いです。

 

親がおちゃらけているぐらいがちょうどいいと思っています。

2. 今親が持っている価値観・考えは間違っている

これは大前提として持つべきです。例えば、一昔前は「いい会社に就職して結婚してマイホームを持ち、車を買って家族を築く」が幸せのロールモデルでしたが、今は全く違います。

 

結婚しなくてもいいし、事実婚もあります。自分たちが生きている時代と子どもたちがこれから生きていく時代は明らかに違います。

 

自分の価値観が正しいと前提にしてしまうと、時代錯誤の価値観を子どもに押し付けてしまいます。

 

自分の価値観が間違っていると認識し、子どもの価値観や考え方の方が正しいと考えるようにしましょう。

3. 親は子どものサポーター

親は子どものサポーターです。子どもの意見や意思を尊重し、それをサポートする姿勢が大事です。

 

親が主役になるのではなく、子どもが主役です。子どもに問いかけ、「どうしたいのか」、「どうするのか」を尊重します。

 

成績が良い子や生き生きしている子の親は、子どもに問いかけています。

 

「あなたはどうしたいの?」と。親が子どものサポーターという心がけが大事です。

まとめ

親が変われば子どもも変わります。親が子どもの成長をサポートし、親自身も成長するためには、以下の3つの心がけが大切です。

  1. 親は自分を雑魚でポンコツと思うこと

  2. 今親が持っている価値観・考えは違うと認識すること

  3. 親は子どものサポーターであること

参考になれば嬉しいです。最後までお読みいただきありがとうございました。それでは良い一日をお過ごしください。