今回は「とにかく動く、やる気を生むステップ」というテーマで話をしていきます。

 

仕事や勉強のやる気が出ない時、ありませんか?私もよくあります。そんな方に向けて、やる気をどう生み出すかについてお話しします。

 

結論から言うと、やるしかありません。やることで初めてやる気が高まるんです。

 

やる前にやる気が高まることはありません。

 

これは脳科学者の中野信子さんが書かれた『あなたの脳のしつけ方』という本にも書いてあります。脳科学的にやる気を出すにはやるしかないんです。

 

 

 

 

では、どうやってやる気を出すかというと、小さく始めることです。

 

学習塾に勤めていると、「我が子が勉強をする気が起きない」と悩む親御さんに出会いますが、そんな時は「やりましょう」と言います。驚かれますが、小さく始めることが大切です。

 

勉強習慣がない子にいきなり1時間やれと言っても無理です。まずは5分、15分から始めましょう。

 

ハードルを下げることで一歩を踏み出せます。10分だけやろうと思って始めたら、気づいたら30分やっていた、なんてこともあります。時間的なハードルを下げることが重要です。

 

他にも、特定の時間から始めると決めてしまうのも有効です。例えば、8時から勉強する、9時から業務を始めるなど、時間と何をするかを決めてしまう。

 

また、場所を決めることも効果的です。毎日やることと紐づけるのもいいですね。朝ごはんを食べたら会議をするとか、朝のルーティンと紐づけてやることを決める。

 

 

要は、やる気を生むにはやるしかない。そのために小さく始め、ハードルを下げ、決まった時間や場所で行う。そして、毎日のルーティンと紐づけることです。

 

これは『Tiny Habits(小さな習慣)』という『習慣化大全』という本に書かれた方法で、自分も実践していますが、非常に有効です。

 

 

 

 

それでもやる気が出ない場合は、思考を止めることです。やろうと思っても「面倒くさい」「やりたくない」と思考が邪魔をします。

 

そんな時は「ストップ」と言って思考を止め、とりあえず体を動かす。机に向かう、パソコンに向かう。これでやる気が出ます。

 

例えば、今日の音声配信もやりたくないなと思った時がありましたが、録音ボタンを押すことで話さざるを得なくなり、話し始めました。これも有効だと思います。

 

参考になれば嬉しいです。最後までお読みいただきありがとうございました。それでは良い一日をお過ごしください。