川勝平太前静岡県知事の突然の辞職にともなう知事選が昨日投開票され、連合静岡と立憲民主党、国民民主党が推薦した前浜松市長の鈴木康友氏が、他候補をおさえて初当選しました。


選挙結果

 



小刻みに車を停め、少人数に向け演説や挨拶を繰り返しました。

 

候補者が決定してから昨日の投開票まで、応援してきた者の一人として本当に嬉しく思いますし、今後の静岡県政への期待が膨らみます。今回、鈴木康友に一票を投じてくださった皆様に感謝申し上げますとともに、これからの県政にご期待いただきたいと思います。

 

あいさつ回りから街頭演説、選挙ハガキをお送りしたりSNSで支持を呼び掛けたり、
長かったようで短い1ヵ月でした。(5/14稲取黒初前)

 

開票前半は一進一退で、特に伊豆の票の出方は大村さん優位になりましたが、市や政令区の票が出るにつれ盛り返しました。私もこれまで何度となく選挙を見てきましたが、これだけ票数が拮抗した選挙も珍しいと思います。それだけに両候補とも静岡に対する思いが強いですしご自身が持っている経験を十分に県政に活かせるお二人であったと思います。それが今回票が割れた点だと思います。

 

特に大村候補の「防災特区」計画は、自然災害に弱い伊豆半島に必要な施策と考えますし、鈴木も能登半島地震を教訓に伊豆の演説ではまず防災を訴えていました。共産党の森候補はリニアを中心に歯に衣着せぬ持論を展開し、一定の票を集めたと思います。選挙期間中に岐阜県瑞浪市でリニア工事にともなう水田や井戸の水位の低下が起きたことに、この問題の奥深さを思い知らされました。

 


4期市長を務めても飽きられずこれだけの票を集める人気とは!正直すごい!

実績は地元西部の住民がよく知っているのではないかと思います。

 

野村克也監督の名言に「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」がありますが、8vs27で軍配が上がりました。これだけはっきり地域性が出た選挙戦も珍しいのではないでしょうか。議員を動かせない相手方は、息のかかった首長を使い支持を公言させました。まずは粘り強く「静岡県の鈴木康友」を訴えていかなくてはなりません。

 


当選確実を受けての一声(写真は四本県議より拝借)

 

今後の伊豆半島を展望すると、新知事が説いたように伊豆にはポテンシャルがあり可能性がある。東京に近いこの伊豆半島でスタートアップ企業支援でイノベーションを起こすということに期待を寄せたいと思っています。引き続き私としては東伊豆町の、またこの地域のまとめ役として県政に貢献したいと思っています。