私たちの身近な暮らしの中に、地球環境の変化を感じることが多々あります。最近ではコメの産地が北に移ってきたり、伊豆半島でもおなじみの柑橘類が関東でも収穫できるようになったと聞きます。

 

海の中もその影響を受けているようで、これは黒潮の蛇行のせいだとの見解も示されていますが、沖縄で水揚げされるようなカラフルな魚たちを、私もペンションのオーナーとしてお客様に提供することがあります。

 

また、近年ブリの回遊がすごく、春先からゴールデンウイーク前くらいまで脂の乗ったブリが伊豆の東海岸でとれます。東伊豆町は町営の漁港として北川(ほっかわ)港を持っていまして、こちらの定置網でとれる魚は地元の鮮魚店やスーパー、回転ずしのお店(もちろん回ってないところも)で提供されています。

 

北川はひなびた漁村ですが、温泉地ランキングに名を連ねるなど地域の方たちの結束力が光る地区です。黒根岩風呂が有名ですよね。北川人(ほっかわびと)と自らを呼び、定置網でとれた魚を「ねこさいの日」に炭火で焼いておもてなしする行事や、「ムーンロード」で知られるようになりました。近頃ムーンロードテラスが完成し盛り上がりを増しています。

 


11月に完成した“ムーンロードテラス”。ゆかりの演奏家によるミニコンサートが開かれました。
奥にうっすらと月が出てきたところを「パチリ」としたが・・・

 

そんな北川漁港で、2月に巨大マグロが!200キロを超えるクロマグロが北川の定置網に掛ったのです!地元の鮮魚店に聞いても「聞いたことないね」と。一本釣りではなく定置に掛ったとのことですからすぐ近海に来ていたことになります。詳しくは伊豆新聞で! ↓

 


クロマグロの釣果を伝える記事(伊豆新聞2/15)

 

そしてこちらの画像はその鮮魚店さんで買い付けた140キロもののクロマグロです。すごいのなんのってまぐろ祭りを開催したほどです(笑)私のペンションでもカルパッチョにしてお出ししたり、ナカオチやトロを贅沢にいただきました。

 

 

 

東伊豆町片瀬の「鮮魚マルイワ」にて!

 

そんなこんなで東伊豆町といえば稲取の金目鯛(キンメ)ですが、定置網も見逃せません!!伊豆にお出での際にはぜひお立ち寄りください(´▽`) /