2月24日、ロシアが隣国のウクライナに軍事侵攻し、世界は驚愕の渦に巻き込まれました。瞬く間に首都キエフまで迫り、民間人にも死傷者が多く出ています。4日には核施設にも攻撃を加えるという狂気に満ちた行いは、他方、プーチン大統領の独裁という

軍事大国ロシアの政治的な危うさをにじませています。

 

国際機関や政治的機関、国会、地方議会では相次いでこのロシアに対する非難決議が可決され、民主国家の正義が示されました。東伊豆町議会でも私の方で決議案を作成し提出しましたが、片方で「意見書」を作成する動きがあり、調整の結果、国への意見としてロシアの軍事行動への非難がまとまりました。

 

私は国会や他の地方議会がするように「決議」として全会一致で可決することが大切と考えました。その上で、国に対する要望等は意見書としてまとめ、審議すればよい。そう思ったのです。

 

定例会最終日の3月7日、議会全員協議会で2案を審議し、採決の結果5対5となりました。そして、議長採決で「意見」にまとまりました。議場での採決は全会一致で「ロシアの軍事侵攻に対する意見書」が可決されました。

 

しずれにしても私たち町議会の立場としては直接何かができるというものではなく、一日も早く平和的な手段で矛を収めてもらい、その立場で日本もリーダーシップを発揮してもらいたいと思います。戦争はどのような理由でもあってはならない。そう思います。