釜石で一泊して翌朝は釜石港まで散歩。薄暗いうちに歩きはじめましたが、そんなに寒くありませんでした。20分ほど歩いて釜石港へ。釜石と言えば「がんばろう!釜石!」とてつもない釜石の日の出を見ました。感動の一瞬です。

 

防潮堤は伊豆で見られるものとは比べるべくもなく、港内に取り残された人を逃がすための階段は、ちょっとしたことですが工夫だと思いました。

 

ラグビーワールドカップ2019は記憶の新しいところ。鵜住居スタジアムへ向かいました。早朝からスタッフが1月開幕するリーグワンに向けてグランド整備を行っています。その奥には巨大な防潮堤が!鵜住居もすべてがさらわれ「釜石の悲劇」という防災センターでの多数の震災死が発生しました。そして、子どもたちの積極的な行動が奇跡を生んだ鵜住居です。高台への生存劇を演じました。

 

「鵜住居」という地名がうなずけるほどこの地域は湿地帯が広がっているのだなと実感しました。防潮堤の外へ出てみるとキャンプ場や運動施設が造られ、かさ上げされた土地に住む人々も見受けられました。そして、鵜住居湾を見わたす高台には慰霊の石塔が設置されていました。その後、鵜住居駅前の「いのちをつなぐ未来館」にお邪魔しました。