HAPPY婚応援団長のマミィです。
今までのストーリーはこちらから
ぜひぜひ、今までのストーリーを読んでから第9話を読んでみてくださいね
人生に行き詰まった私が取った行動、それは、親友E子への電話でした。
E子は百戦錬磨の女性。狙った男は逃さない。常に誰かと付き合っている。
はっきり物を言うタイプだけど、女性らしい一面やいつも親身になって寄り添ってくれるギャップが、男を離さない所以なのかもしれません。
私「E子、わたし、どうすればいいんだろ。。」
と、私は泣きながらE子に電話しました。
E子「どうしたの？」
ビックリした声で、E子は私の話をずっと聞いてくれていました。
E子「そっか、マミィさ、あんた本当に桃李に恋してるんだね。。本気なんだね。。じゃあさ、あんたのために協力するよ。」
私「E子、ありがとう！E子はさ、私みたいに16歳下の男性に恋したらどうする？送ったメールへの返信がなかったらどうする？」
E子「そうねえ、私も一回12歳下の子と少し付き合ったことあるんだけどさ、その子、私にめっちゃ恋してたな。。マミィはいつも年齢のこと気にしてるけど、私、そんなの気にしたことないんだよね。（E子は私の３歳上）
年が上ってのはね、不利でもなんでもないんだよ、それはさ、単なる
スパイス
なの！！！！！！」
私「スパイス？？」
E子「そう、単なるスパイス！だってさ、この年まで人生の酸いも甘いも経験したわけでしょ？それは、年下男性にとっては、年上女性の魅力でしかないわけ。19歳の男の子が72歳の女性に一目惚れした話も最近聞いたわよ。年を重ねての魅力に男性はノックアウトするケースだってあるんだから！だからさ、年下男の言動に一喜一憂するんじゃなくて、それを楽しもうよ！！メールの返信なかったら、なんか、恥ずかしくて返信できないのねでいいじゃん！！なんで深刻に捉えるわけ？？マミィはさ、テレビでも紹介される人気ボイストレーナー講師でしょ！！自立したかっこいい女性って男性は思ってるはず！！あんた自身が自分の魅力にもっと気付こうよ！！自分の良いところをまずはノートに書いてみ！それだけで心が安心するから。」
私「E子・・。ありがとう。」
E子「もっとさ、相手をメロメロにさせようよー！あんたがもっと素直に反応すればいいじゃん！今度、トレーニングで会った時に、『なんか、桃李先生に会うと緊張しちゃうんです。』とか『メールの返信がなくて落ち込みました。』とかさ、素直に可愛く言えばいいわけよ！それだけで相手はドキっとするわけだから！」
私「そっか・・。」
E子と話しているうちに、私はどんどん元気になってきました。
E子「私なんてさ、年下男性に酔った勢いでチューしちゃったの。それから、向こうは私にゾッコンだったな・・。」
私「・・・チューはさすがに出来ないけど、まずは自分の素直な気持ちを伝えてみる！ありがとう！！」
E子との電話の後、私は何だか心が楽になりました。
そして、そんな時に、桃李からメッセンジャーで返信がきたのです！！
「お世話になっております。これからもよろしくお願いします！」
うっわーーーーーーーー！！！！！！！！
キターーーーーーーーーー！！！！！！！！！
プライベートでのやり取り！！！！！！！！
もう死んでもいい。。
ああ、泣きそう。。
泣く、泣いちゃう。。
神様、ありがとう！！
ありがとう！！神様！！
全てがバラ色に見える！！
胸が恋い焦がれるって、こんな気持ちなのかしら。。
私、やっぱ、めっちゃ、桃李が好きや。。
よし！！桃李のために、私が出来ることをやろう！！
彼はミュージカル俳優になるのが夢だから、私が自分のツテを頼って、劇団なり事務所やらを桃李に紹介しよう！！
そこからの私の行動は早かった。
昔、私が劇団に入っていた時、お世話になったいろんな知人に連絡を取った。
そして、やっと一人、
「劇団員を募集している」人に辿り着いた。
ミュージカル俳優を目指している、紹介したい男性がいるんです！！と私はその方に連絡して、その方から、
「いつでもいいから、その人を紹介ください。」
と返事をもらいました。
よっしゃ！！桃李にその人を紹介できる！！
と思い、Facebookのメッセンジャーを使って、桃李に連絡。
「先生の夢を本気で応援したいんです。有名な劇団を紹介したいんですけど、どうでしょうか？？」
しばらくして、桃李から返信がありました。
「曽我部さん（私の旧姓）、ありがとうございます。ぜひ、よろしくお願いします。」
よっしゃーーーーーーーーーーー！！！！！！！！！！
キターーーーーーーーーーー！！！！！！！！！！
これでプライベートでも桃李と会える！！
と鼻息荒くした私。
本当に本当に嬉しかった。
桃李の人生のサポートが出来ること、桃李とプライベートで会えること。
ああ、ほんまに死んでもいいや
と、胸の高まりが抑えられませんでした。
そして、ついに、私は桃李とプライベートで会うことになるのです！！
次回、桃李物語は最終回です。
→⑩につづく
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