こんにちは。
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まなみピアノりとみっく教室
茨城県日立市かみね教室
茨城県高萩市まつおか教室
指導者横山まなみです。
↑プレテストがあります。
7月16日日曜日に日立バスティン研究会主催「スケールグレード」を開催しました。
場所は日立市のまなみピアノりとみっくかみね教室レッスンルームです。
スケールグレードの最終目標は24調を弾くことです。導入テストは音階とは繋がっていないように見えて、一つ一つに意味がある動きを習得していきます。
お写真の生徒さんは、今回がはじめてのスケールグレード。(プレテストになります)白鍵盤を一音づつ上向して左手2と3の指で移動→今度は右手2と3の指で白鍵盤を下降します。
プレテストの目的は
・「テスト」に慣れるために
・スケールの音を把握するため鍵盤の端から端までの音列、音名を理解する
です。
まだスケールグレードを始める前の保護者さんから「スケールグレードはどうしてやるんですか?」
という質問をいただきました。
音楽には調があります。その調は、明るい暗い調合わせて24調あります。
※「調」とは、ある楽曲が特定の音から始まる明るい長音階か寂しい暗い短音階に基づいている状態のこと
高さの違う音階にそれぞれ名前をつけたものなのですが、曲はこの音階で作られています。
曲の中でそれまでと違った雰囲気が続いているな、と感じたら一時的にに調が転調している、ということはしばしば起こります。そんな時に転調しても音階を知っていればシャープやフラットに戸惑うことなく理論的に考えることができます。
調は楽譜を見て判断する、または音楽を聴いて判断するのですが、音階、和音、カデンツの知識やいわゆるイマジネーションなど総合的な力が必要です。
このように語り始めると止まらないのですが、曲を演奏するのには、『書いてある音符を指で鍵盤を捉えて押す』という機械的な行動だけではなく、そこにまつわるあれこれを学ぶことで内容の濃い人に訴えるような美しい演奏へと繋がっていきます。
調がわかると
「この曲は◯調でちょっとセンチメンタルな感じ…
だったのに急に太陽が出てきて煌びやかな雰囲気になったなあ!あ!この調のイメージはこんな感じよね!」
こんなふうに曲を考えることができるようになります。
コツコツとスケールグレードを進めて最終グレード課題曲はハノンの39番を一定のテンポで弾くこと。
私も練習のメニューに入れています。
とても大事な練習なのです。
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