『子供が学校での出来事を全然話さないんだよね。聞いても全然だよ。男の子だからかなー。今からこんなんで不安だよ』と相談してきた友達がいます。
わかる。
わかるよ!!
うんうん。
うちも去年の春までそうだったの!!(女の子だけど!)
うちなんか、『幼稚園で今日何したの?』の問いかけにも『…』(応答無し)か、『わかんない、忘れたー』でしたよ。それこそ思春期の男子みたい?!
聞くのも無駄って感じで。
当時はよく悲しくなったものです。
それでいてね、おばあちゃんには幼稚園のことやテレビのこと、お友達とのやりとりなんかを詳しく話したりしていて。
おばあちゃんは私より幼稚園のこと、先生との隠れたエピソードを知ってる!幼稚園のお友達のことも詳しすぎる!!
どうして…と正直思いましたよ。
でも。
ある時ふと気付いたんです。
おばあちゃんとねねとよりこが楽しそうに話してるところを見て。
おばあちゃんはねねとよりこと同じ目線の高さになって話をしてました。
『うんうん。』
『えーー?!』
『わはははは!それは面白いね!涙でるほどおかしいね!』
『え?それで?それで?』
と、母の相槌と大げさなほどのリアクションでその場は大いに盛り上がっておりました。
で、
その楽しそうな様子を目の当たりにして、気付いたんです。
私、同じ目線ですら話しかけてなかったってことに。
そして、聞いても『それはたのしかったね!』とか『よかったね!』とか大した返事しかしてなかった自分に。
確かに、私に話しても何にも盛り上がらないし、つまんないんだろうなって感じです。
これは私の過去(小学生頃の)思い出になりますが、
小さな頃から私は、幼稚園や学校から帰ってきたら急いでランドセルを机の横にひっかけて、まず母に今日あった出来事を面白おかしく話していた記憶があります。
自分の話を聞いて欲しくて学校から帰ったらまず一番に母に駆け寄って喋りまくっていた幼き自分がフラッシュバックして蘇りました。
その記憶もまた、同じ目線で楽しそうに一生懸命に話を聞いてくれた母の優しい姿。
私は母にされていたことを、娘たちにしてあげてなかったんだ。。。
しかも片手間に話しかけたりして、目を合わせていたのかさえも微妙…
と、その時初めて気付いたのでした。
うちの母親が元々聞き上手なのか、母と話しているときの子供たちの楽しそうなことったら半端ありません。
これはもうテクニックを頂くしかないと思い、ある日の休日、1日観察致しました。笑
まず、子供の目線になること。
そして目を合わせて話すこと。(その間はスマホ禁止、話に集中する。)
笑い、びっくりした表情、などなどのリアクションは女芸人ばりに大きめに。笑
その間はテレビもつけないで話しだけに集中する!会話だけを楽しむ!
をノートにメモしてこれらを意識して話しかけるようにしました。
すると!
話すようになったんです。
それは、本当に本当に、
魔法がかかったようでした。
子供たちの私への扱いが(笑)
たったの1日で変わったのです。
それからというもの、
ママ!ママ!
聞いて!聞いて!と自らお話をしてくれるようになり、
二人で競うように話しかけてくれるようになったのです。
お話は小1のねねの場合、だいたい10分くらいです。短いでしょ、楽しくてあっという間ですよ!
その間、目の高さを同じにして会話を楽しみます。私は床に座って、ねねとよりこは小さな低い椅子に腰掛けて話してます
ねねはこのスタイルのお喋りをした日の夜、忘れはしません、ベッドで『ママ、今日はお喋りたのしかった♡』と早速感謝してきました。
やっぱり子供にしてみても『今日のママ、違う!』って思ったんでしょうね。
ちなみに、よりこの場合はちょっと違います。
よりことの会話は、まずよりこの話をおうむ返しをしてリアクションを取りながら、話の腰は折らずに、『いつ、どこで、だれが、何を、どうした』ということをこちらからサラッと補助的に問いかけてます。
『今日は、幼稚園で、よりこは誰と遊んだの??』
とゆっくりと優しく聞いてます。
だいぶ、上手に会話ができるようになりました。
いつ、どこで、だれが、何を、どうした
は、よりこも覚えて、ゆっくりですが上手に3文語、4文語、5文語でお話できるようになってきました。
でもまだまだ未熟で、旦那の実家からは『よりこは何言ってるかわからない~(≧∇≦)』と結構言われたりします。笑
オールマイティに誰とでも上手に話せたらいいのですが、とにかく順を追ってゆっくり聞かないと、焦ってペラペラ早口になり、まだまだ意味不明の宇宙語になってしまうよりこなのでした。
(それはそれで一生懸命さが伝わり可愛いですけどね♡)
ところで英語のhear と listen の違いがわかりますか?
hear は意思をもって聞くのではなく、『聞こえる』というような意味を持っています。自然に耳に入り聞こえてくるもの、という感じです。
listenは、意思をもって耳を傾けて『聴く』という意味を持っています。意識して自分から積極的に聞こうとすることです。
子供との会話はlistenでなければならないと思います。自分の母親を通して、そして幼い頃の自分の記憶を通してそのことに気付きました。
ありがとう、おばあちゃん♡(母)
是非ともlistening(リスニング)を心掛けてみて下さいね♡
子育てって…
本当に、日々精進!!!
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前記事にもコメントたくさんありがとうございます!
コメントにいちいち涙してました。笑
もう、涙腺が緩み過ぎていて普通にポロポロです。ありがとうございます!
アルジャーノンに花束を
観ました?
私はまだ観れてません。
旦那も寝たし今から観ようかな。楽しみ~♡
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