からだ整うゆるゆる体操はじめました。 | 高松市の 整体・リラクゼーションサロン【まンまの手】 

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円座町の隠れ家サロンです。
心とカラダをまあるくふんわりしていただけるよう、心をこめてあなたの元気をお手伝いさせていただきます。
このブログでは、健康や子育てのお役立ち情報、畑と庭のことなど、日々のつれづれを綴っています。

仏生山の児童デイサービス・発達支援の

かみふうせんさんで

月一回

子どもたちと身体をゆるめるワークを

させていただけることになりました。

「ふだん身体がガチガチなのでゆるめたい」

とお声をかけていただきました。


子どもたちと会うのは初めてでしたので

わくわく半分 どきどき半分 でしたが

なんのなんの

発達に偏りがあるとは思えないほど

みんなリラックスしていて

しっかり目を見てコミュニケーションが取れる子が多かったです。

何よりみんなが安心して過ごせているという証拠だと思いました。



発達にかたよりがあるお子さんたちは

体幹が定まりにくく

授業中に姿勢を保持するのが苦手とか


身体がガチガチに緊張しているとか


身体に触れられるのが苦手など


いくつか特性があると言われています。



脳(心)と体を繋げることで調和し

安心することで身体は良くなったり機能的に動くようになります。


仏生山かみふうせん さん では

子どもたちの成長や発育の可能性を最大限に引き出せる努力や工夫がされていることがよくわかりました。



まンまがやっている太極拳にも

いくつかの基本的な考え方があります。

放鬆(ふぁんそん:身体中がリラックスしている)

・用意不用力(意識を用いて力を用いず)



また まンまの手での施術は


心身の真ん中を取り直して本来の状態に戻ることで


その人本来の健康・美容・パフォーマンスを

引き出せるようにすることを目的としています。



太極拳でも整体でも

リラックスした状態は

身体も心も整っていて

最大限に近い力を発揮することができる

と考えています。



そのためには

軸が取れていることが大切になりますが

体幹が定まりにくく

姿勢保持が苦手なお子さんたちは

さてどうなるでしょう?


はじめに大きいバランスボールで

一人ずつぴょんぴょん跳ねてもらいました。

ボールは球体で、中は空気です。

真ん中から全方向に広がっているので

圧をかけるとまっすぐ反発する方向にのみ

力がかかります。


ボールで跳ねたり、トランポリンをすると

身体能力・運動能力が向上すると言われるのは

軸運動が勝手に行われ、

気持ち良く自然に力が抜けるためと思われます。


気持ちいいのでみんなぴょんぴょんしてしまいます。(^^)


全員キレイな軸が取れた状態で跳ねることができました。





続いて

ボールを使ってストレッチや

背骨や肩甲骨をゆるめるワークも行いました。





ちょっとした工夫で子どもたちの身体は

すぐに変化するので手ごたえを感じてもらえたかと思います。



最後は

ボールとボールで人とくっついて

バレないように相手を動かす遊びです。


「相手にバレないように」がポイントです。


相手にバレない…

というと手や足の力を使えません。


むしろ自分を無くしてしまう方が

うまく相手にバレずに力を伝えられるのですが


自分を無くする…つまり自分と相手がひとつになる

ことになります。


それはお互いに行いますので

自分が何かを一生懸命するよりも

「リラックスしてなにもしない」のです。


リラックスして何もしない(ゆるんでいる)

   ↓  ↑      ↓

地球とひとつになる(勝手に軸が取れている)

   ↓      ↑      ↓

力を使わず 最大限(いろんな)力を発揮できる



つまり

このボール遊びで相手にバレないように

相手を動かす・相手に動かされると

とてもリラックスして

意識だけで身体が自由に動かせるようになります。

ストレッチよりも身体の中が広がったかもしれません。




子どもたちは自由に遊びを発展させ

相手を自分の周りに一周したり


だんだん人数が増えて

あちこちからくっついているのに

全員を動かしたり



のびのび楽しみながら

発展させながら遊びを広げている姿は

とても微笑ましく

また新しい発見にもなりました。



この相手を動かすボールの遊びは

太極拳では上級者が行う

「推手」という武術の攻防を練習するためのものですが、



力を抜くためにとても役に立ちます。



自分は柔らかく立ち

周りからどんな力がきても

ダメージを受けず受け流します。

コツは相手にバレない・相手と同じことをすることです。



実はボールを通して、相手の全身を観察しています。

参加したお子さんたちの特性である

感覚が鋭いことが活かされたので

とてもうまくいったのです。



翌週、太極拳の生徒さん(みんな初心者)にも

同じワークをしてもらいましたが

どの人も身体が楽になった!

姿勢が整った!

と言われていました。





段階を踏みながら

子どもたちの脳と身体がつながって

自分らしくいられるようなワークを

試行錯誤しながら

組み立てて行けたらと思っています。


まだまだ勉強途中です。


大変貴重な機会をいただき

仏生山かみふうせんさんには感謝の限りです。



次回のゆるゆる体操は

目がテーマで行いたいと思います。






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