新年度のバタバタも

落ち着いてきましたニコニコ



腰痛が1週間以上続いていて

立ち座りすると激痛で

心配になっていましたが

昨日からマシになってきました。


前屈みで狭い歩幅でしか歩けず

通勤がきつかったです汗うさぎ



週末も一歩も出かけずに

ひたすら読書していました。




図書館で、たまたま「悪医」



という背表紙が見えて

思わず手に取り




裏表紙のあらすじを見て


う、読まない方がいいのかな…汗


と少し悩んだけど

借りて帰りました。



〜〜余命宣告された52歳の末期がん患者は、

 「もう治療法がない」と告げた若き外科医を恨み、

 セカンドオピニオン、新たな抗がん剤、

 免疫細胞療法、ホスピスへと放浪する。


 2人に1人ががんになる時代、

 「悪い医者」とは何かを問う、

 第3回日本医療小説大賞受賞の衝撃作〜〜


著者は、久坂部 羊 医師


一気読みしました!!!



いろんなところで泣いて

悲しくなったり

怖くなったり

まさかそんな、、、と思ったりあせる



医師同士の本音の会話に

傷ついたり

気付かされたりあせる



医師の苦悩は

すごく分かりました。

患者の気持ちと

溝があって当然ですよね。



医師の側からと

患者の側からと

書かれていて

考えさせられます。



医師の側の言葉に

『治療するより

しない方が余命が

延びる可能性が高かったから…


多くの末期がんの患者さんが

治療の副作用で

貴重な時間を浪費して

亡くなっていくのを見てきました』

とあり



貴重な時間を浪費。。。

なんて。。

治療をどこまで続けるか

難しさを感じました。



発売日が2013年なので

10年も前の本だから

今は違うのではとか



新しい治療が出てくるんじゃないか

新しい薬が出てくるんじゃないか


そんな希望を持ってしまうけど、、、


この本を読んで

これからのことについて


治療がなくなること

死について


またほんの少しだけど

覚悟ができたような気がします。



久坂部先生の他の本も

読みたくなりました。


読んで良かったな

と思いましたニコニコ