4月12日
第2火曜日はカンガルーサロンの日。
偶数月の今月は福岡徳洲会病院で開催しました。

参加してくれた親子さんたちの様子を見ながら、出来そうな時は親子でタッチケアをしています。

午後からは、なるべくお子さんを在宅でみているお宅へ訪問するようにしています。

この日も一件。
人工呼吸器をつけているお子さんです。

ちょうど上のお子さんが幼稚園バスから降りてくるところでした。

上のお子さんがいると、なかなかお母さんのその時の辛い心の内のお話を聴くわけにはいきません。(ママが泣き出しちゃったらびっくりしますからね)

そんな時は、上のお子さんとたくさんお話をするようにしています。

最初は照れていたお子さんもだんだんと心を許してくれたかな?

お父さんが単身赴任中のそのご家庭。おじいちゃん、おばあちゃんがたくさんヘルプしてくださっているお家ですが、お母さんにいっぱい甘えたい年齢だし、お外でたくさん遊びたい年齢。

上のお子さんが参加できないかと、24日のカンガルーの親子の終日野外で過ごすイベントを提案してみました。

最初は単身赴任から帰ってくるパパと上のお子さんで行けるといいなーとおっしゃっていたお母さん。

「本当はこの子も一緒に四人で出かけたいんです」とポツリと小さな声でおっしゃいました。

お母さんの本心ですね。きっとずっとずっと我慢していた願いのはず。

家族揃ってお出かけする。
そんななんでもないようなことも、医療ケアが必要なお子さん、体調管理が難しいお子さんにとっては容易ではありません。


まだ小さなきょうだい児さんのもっと遊びたいという気持ちと、ケアが必要なお子さんの体調・体力とのバランスも親としては悩むところです。

この24日のイベントなら、まず間違いなく上のお子さんは満足いくまで遊べるはず!学生ボランティアさんにも遊んでもらえます。何より手をかしてくれる仲間がたくさんいます。


もちろんケアが必要なお子さんの命が最優先です。一日中、参加する必要はありません。体調が許す範囲で午前だけでも、午後だけでも大丈夫。ほんの少しでもお母さんの願いが叶うなら嬉しいです。(出掛けられるかどうかの判断はご家族、主治医の判断ですが)

上のお子さんが満足いくまで遊べるように私たちもフォローしたいなと思います。


私が代表をつとめているNっ子クラブ カンガルーの親子のホームページはこちらです。

mamma manoのホームページは