日経BPの記事。面白いのでちょっとご紹介。

入社したときは男性と同じもしくはそれ以上に優秀な女性なのに、昇進・昇格が増えないのはなぜか、という記事がずらり。そして、記事を読んでそうそうと共感するところも多かった。

女性の活躍する組織の新常識

女性の過半数が「管理職になりたくない」という理由の主なもの。
・自分には向いていないと思う
・リーダーシップを取る自信がない
・長時間勤務でワークライフバランスが取れそうにない

長く働き続ける仕組み、制約がある場合でも成果が出せる支援の仕組み、そして年齢や性差ではなく、仕事の成果や実力が公正に評価される仕組みが構築されていないか、またはその運用に問題がある、と書いてあります。

問題はこれだけではなくて、女性自身の意欲にも課題があるし、この意欲が男性に比べて低いのは、女性たちが組織の中で十分育成されていないということも言っています。

キャリアアップに対する女性の声として挙げられているのが
・家庭を持ったら仕事を抑えたい
・定年まで働くことをイメージできない
・管理職になりたいと思わない
これが悪いとかではなく、きっとこう考えてしまうのが普通の環境になってしまっているのが問題のような気がします。

・男性に比べて女性は、初期キャリアの段階で「印象的な仕事の経験がない」とか「今まで経験したことがない仕事に関わる機会が少ない」という声が多いそうです。

女性にも「厳しい仕事、困難な挑戦的な仕事のアサインをする」「厳しい環境を乗り越えて成果を上げることを実感させる」ことが必要で、男性と同じような厳しい仕事を与えず、配慮という名前の甘やかしをされてしまえば、それはいくら入社当時優秀であっても伸び悩むのも当たり前。

その配慮に女性も甘えていてはダメで、何より自分のキャリアのプラスにはならない。自分をストレッチさせてくれない程度の仕事ばかり与え続けられれば、モチベーションも下がってしまう、と書いてあります。

役職に関わらず、与えられた仕事はちゃんとやりたいという女性がほとんどだし、ストレッチできる経験ができて実力が伴えば、あとは昇格の機会さえ平等であれば、本人が拒否しない限り昇格できるのではと思います。

あと大きいのは、長時間労働がなくなることですね。
長時間労働が常態化すると家庭崩壊することは、私も実感済みなので。



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