● 仲良し夫婦の落とし穴!?
こんにちは。吉田真美です。
カウンセリングやセミナーでお話しをうかがっていると、「パートナーと仲がよく、一緒にお風呂に入ったり、出がけにはハグをするけれども、セッ◯スはあまりない」という方がいます。
「うちは問題ないです」とおっしゃいますが、何かをさけているような感じがしてしまいます。
特に女性は男性と違い、セッ◯スをしなくても肉体的に支障がないと感じるので、問題意識を持ちにくいのです。
セッ◯スは夫婦関係のバロメーターです。
どんなに仲が良かったとしても、セッ◯スがないとしたら、「深い親密感」を避けているかもしれません。
パートナーともっと親密に、甘い関係になることが怖いのです。
自分をコントロールすることができなくなって、違う自分になってしまうことを怖れています。
仲が良いことがふたりの安全圏になっているのです。
こういう方の背中を押してさしあげると、色々な障害が出てきます。
「仕事が忙しくてできなかった」「夫が/自分が先に寝てしまった」「相手があまりその気にならなくて」
いつでも一歩先にふみだそうとすれば、そこには何らかのハードルがあるものです。
ふみだそうと冒険したからこそ感じる気持ちもあります。
ふたりの間に存在していた目に見えないカベをこえてつながったとき、前よりももっと相手を愛おしく感じるし、きずなも深まります。
セックスがすべてではありませんが、本当に卒業するときまでは、大切なものとしてつきあっていきたいですね。