夜の海に、街の光がそっと息をしていた

観覧車の色、ビルの窓、波に揺れる反射

その静かな鼓動の上に、光がひとつ、またひとつと咲いてゆく


花火の音は胸の奥まで響くけれど
その一瞬の光は、なぜか静けさを連れてくる
夜空に開いた色が、横濱の夜を少しずつ染めていった


同じ夜なのに、光の形も、街の表情も
少しずつ違う呼吸をしている
その変化が、まるで夜そのものが生きているみたいで
その中で自分も確かに息をしていた




七つの光が語った、ひとつの夜

あの瞬間の鼓動を、ここにそっと残しておく




来年も、またこの光に会えますように······