紫陽花は、季節とともにゆっくりと色を変えていく。

淡い光の中で静かに息づきながら、

少しずつ、少しずつ、その姿を変えてゆく。



その移ろいは美しくて、どこか切なくて、

時間が確かに流れていることをそっと教えてくれる。

けれど、心の中にいる大切な人だけは、

どうか変わらないでいて欲しい。

いっしょになることが叶わなかったとしても

触れることができなくても、

あの日のままの笑顔で

そっとそこにいてくれるだけでいい。

紫陽花が色を変えるたびに、

変わらない想いだけが静かに

私の胸の奥で息づいている..........